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2006.10.25

「開発」という暴力と、フェアトレード

SBS(スロービジネススクール)というちょっと風変わりな学校に、ほんのりゆるーく学生として在籍しているのですが、その「コーチョー」、中村隆市さんから今日届いたお知らせに、にわかに汗。

コーヒーのフェアトレードを通じて、中村コーチョーがもう長いことおつきあいしている、南米エクアドルの有機コーヒー生産者のお宅が襲撃されたというのです。その地方ですすめられている鉱山開発に反対している人のお住まいです。

エクアドルのコタカチ郡インタグ地方で、鉱山開発による破壊から森を守ろうと、土地の人たちはアグロフォレストリー(森林農業)と呼ばれる持続的な方法でコーヒーを生産しているそうです。そのコーヒーを適正な価格で継続して買うこと、つまりこの方たちとフェアトレードをすることが、森を守ることにつながっているわけなのですが、鉱山開発派は、住民をお金で買収しようとしたり、さまざまにプレッシャーをかけているようです。それで今回はついに、襲撃事件まで起こったらしいのです。

そのインタグ地方のフニンという村を中心に、鉱山開発をすすめようとしているのは、日本の政府と企業だそうです。

反対し続けている人たちだけでなく、開発推進派になった住民の方たちもの痛みも、想像するにあまりあります。

襲撃されたカルロス・ソリージャさんのお住まいは、インタグの森深くにあり、生活は高い率で自給自足だった、とのこと。

開発は、誰のための、なんのための開発なのか、よく考えてみなくては、と焦ります。鉱山で採れるモリブデンなどの鉱物を、最終的に使うことになるのは、自分…? わたしが知らず知らず、「開発」という形の間接的暴力をふるっているのだったら…。

鉱山開発問題の概要は↓
http://www.sloth.gr.jp/ecua/intag_basic.htm

今回の事件の詳細と、後方支援の手段は↓
http://www.sloth.gr.jp/ecua/report.htm#junin

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