« いと | トップページ | あったかくする工夫 »

2006.11.18

有機的なリズム

昨日、仕事に向かう朝の道すがら、「トントン、トントントン、トン」と軽やかな乾いた音が上空からきこえてきました。機械の音じゃない、人の手仕事の音でもない、と瞬時にわかるような、なんともいえない有機的なリズムを宿していました。

立ち止まって見回すと、道に面した家の庭にある背の高いシイの木の幹に、鳥がとまって、くちばしで幹をたたいていました。

垂直の幹にどうやってあんなにラクラクとつかまっているのかも不思議だったけれど、軽快な響きを立てて幹をたたいている、そのリズムの快さ。一カ所をずっと突くのではなくて、数回つついて、ピョンピョンと幹の別の場所に移動して、またそこをちょっとつついて、またピョンピョンと移動、というのを繰り返していました。

「キツツキかなー、ほんものを見るのは生まれて初めて。。。」と少し感激しつつ眺め/聴いていたら、とおりすがった中年の女性も立ち止まって一緒に眺めはじめ、もうひとり別の方角からやってきた別の女性も立ち止まって一緒に眺めはじめました。

「キツツキでしょうか?」とわたしが言うと、女性のひとりは「いや、キツツキはあんなに小さくないんじゃない?」。もうひとりも「一箇所をずっとつついてないものね、虫を取ろうとしてるだけなんじゃない?」。それにしてもその鳥のからだに宿るリズムが魅力的なので、3人ともあとは黙って上空を仰いでいました。

あとで調べたら、「コゲラ」というキツツキの一種とわかりました。一番小さいタイプのキツツキだそうです。いわゆる「キツツキ」のイメージよりはすずめに近い印象だったので、キツツキと違うんだな、と思ったけれど、キツツキにもいろんな種類がいるのを初めて知りました。。。

|

« いと | トップページ | あったかくする工夫 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95154/12729539

この記事へのトラックバック一覧です: 有機的なリズム:

« いと | トップページ | あったかくする工夫 »