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2006.12.02

下高井戸シネマ

「トランスアメリカ」という映画を見に、下高井戸シネマへ行きました。いい時間でした。

下高井戸シネマは、独立系のちいさな映画館です。うちからだと、電車を乗り継いで、最後は「せたまる」という都電に乗って、下高井戸駅で降ります。日ごろあまり都電に乗らないので、「せたまる」に乗るとそれだけでわくわくします。

下高井戸の駅前の商店街も、とても気に行っています。にぎにぎしすぎず、さみしすぎず、ほどよい感じです。

下高井戸シネマは、ロビー一角に売店があって、そこの腰高のショーケースの中には箱入りのお菓子なんかが売っていて、そのとなりにはアナログカメラが並んでいたりします。そのショーケースの向こう側に、売り子さんがいます。

ロビーには、いろんな映画評の載った雑誌が並んでいたり、映画関連の新聞記事の拡大コピーが壁に貼ってあったり。手づくり感があって、町並みと同じく、ほどよい空気感で、居心地がよいです。

中は、銀鼠色のぶあついカーテンがスクリーンを覆っていて、上映時間になると、そのカーテンがすいーっと横へ引かれていきます。

上映作品のラインナップも、とっても魅力的。前回はここでフェルナンド・エインビッケ監督の「ダック・シーズン」というメキシコ映画を見たのだけれど、これはわたしのオールタイムベスト10映画の1つになりました。

今気になっているのは、ここで12月にある「フランス映画社配給BOW("Best Of the World"の略)映画祭」で上映される、タルコフスキーの「サクリファイス」とアンゲロプロスの「旅芸人の記録」。「旅芸人の記録」はなんと4時間近い作品で、途中で10分の休憩が入るらしい。師走の気ぜわしいときにあえて、半日を映画館で過ごすのもいいかもなあ、と。。。

http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html

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コメント

トランスアメリカ見ました、主演女優さんうまかったですねえ。立小便をするところ、発声練習のシーンなど。顔の中心に向けて、微妙に緊張してるのが、「女っぽさ」みたいなものを消していました。
 年末にゆったりした映画を見るなんて贅沢な感じでいいな。旅芸人の記録って80年初めに長男を抱っこして、おにぎり持参で見に行ったのを覚えています。よく泣き出さなかったなあと不思議・・・彼も映画が好きだったのかな。

投稿: shoko | 2006.12.03 15:26

わー!Shokoさんー、こんにちはー。
このブログのサーバーのメンテナンスが過去最長の3日間続いていて、コメントが書けないよーと思ってたのですが、今書けるようになってみて「あれ、ひょっとしてコメントならいつでも書けたのかな」と気づいた次第。。。
「トランスアメリカ」については、さすがshokoさんは目のつけどころが違いますね。ゆちゃんは「いろんな人種の人が出てきたのがよかった」と言っていて、そのときも目のつけどころが違うんだなーとたのしくなったです。わたしはもっぱら「アメリカに住んでる人は、大陸を車で横断することにそんなにエッジがないのかな?」とかそんなところに興味が向きました。。。
「旅芸人の記録」たのしみです。わたしもおにぎり持参して行こうーと決めました :)

投稿: な | 2006.12.07 15:42

「アメリカに住んでる人は、大陸を車で横断することにそんなにエッジがないのかな?」というところに興味がむいてたんだねー。

いや、エッジがあるからこそ、エッジを越える物語のロマンが共感を呼ぶんじゃないかしら?

投稿: | 2006.12.17 13:03

そうかー、エッジ越えのロマン。。。いちどやってみたいな、アメリカ大陸車で横断。。。

投稿: な | 2006.12.18 21:14

アメリカ大陸車、村上春樹が横断した紀行文を読んだけど、なんだか茫漠とした気持ちになりそうな気もする。

私なら横断するならアフリカ大陸とかのほうがやってみたいな。オーストラリア大陸かユーラシア大陸(ロシアか中国かモンゴル)でもいいな。あ、南アメリカ縦断もいいな。

投稿: | 2006.12.19 07:09

そうだね!南アメリカ縦断ってとくにそそられるなあー。考えてみたら、わたしは車の免許を持っていないのだから、他の手段で横断が縦断することになるのだろうな。前に、徒歩で南北アメリカを縦断した人に会ったことがあります。途中で出会った人と結婚して、そのあともひとりで歩き続けたらしかった。次に奥さんと合流したときは、子供ができていたんだって、、自分の。。。

投稿: な | 2006.12.20 00:27

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