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2009.05.31

両の手

ここ半月以上かかりきりだったお仕事が終わって、次のお仕事に入る前に、昨日1日は、なんにもしないオフの日にしました。

ゆっくり起きて、パートナーとお昼ご飯に近所のネパール料理屋さんへ行き、郵便局や銀行で用事を済ませ、スーパーでカツオを1切れ買って帰り、パートナーが夕方から仕事をしているあいだ、リビングのソファにねころがってずーっと雑誌の「トーヴェ・ヤンソン特集」を読みふけって、

おゆうはんに、カツオのお刺身を、にゃみちゃんとパートナーと3人でわけて食べて(いただきますを言って取り分ける前ににゃみちゃんはフライングして、カツオを一口舐めていたけど)、食後、お腹いっぱいになったら寝転んでうたた寝。

洗い物してハミガキして、早めにおふとんに入りました。

すこしすると、おふとんに入った私の左手の上ににゃみちゃんのお腹がかぶさっていて、右手の上にパートナーのお腹がかぶさっていて、

両手をあったかく押しつぶしてもらいながら、眠気の中で、わたしの意識は、いつも持続している未来や過去への投射をひっこめて、限りなく現在進行形になっていました。

投射をひっこめたところにあったのは、安堵感のようなものでした。

なにも目指そうとしなくても、いい。と思えたひとときでした。

* * *

今日は夜道を歩いていたら、暗がりの中浮かび上がったレストランの2階の窓が開け放たれていて、小さい子の影が見えた。

見るとはなしに見上げていたら、その影は片手を大きく振って「バイバーイ」と。

へなちょこなカウボーイハットみたいな帽子をかぶって、1人、スーパーにおゆうはんのポテトチップを買いにいくところだったわたしに向かって、手を振ってくれていたのでした。(あたりは他に誰もいなかったから)

思わず「バイバーイ」と大きい声で言って手を振り返しました。なんかうれしかった。

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2009.05.29

植物のお留守ばん

Photo こないだの旅の前に、お留守ばんをする植物にお水を飲んでもらうために、こんな仕掛けをつくっていました。

「毛細管現象」というのを利用したものです。

近所のお店で「給水番」という、紐とキャップがセットになったものを見つけました。

よく水が伝わるように特別にできている紐らしかったけれど、普通の紐によく似ていたので、普通のコットン紐も混ぜて試してみた。

水の伝わり具合は、確かに「給水番」のほうがよかったけれど、コットン紐のほうもそこそこいい感じでした(糊がついていそうだったので一度洗ってから使いました)。

バケツの水位を、鉢植えの土の表面よりも3、4センチ以上高くするのがコツです。

晴れた日は、水に太陽の光が反射して、部屋の天井にゆらゆらと丸い光が映ります。

このゆらゆら光が反射するのが、なによりも好きなので、お留守番スペシャル状態をまだそのままにしています。

というか、バケツよりもう一回り大きい器を用意して、池のあるベランダってどうかな、と思い始めました。

夏には蚊がわいてしまうかなー。。だとすると、メダカとかに住んでもらわないとかな。狭いところに住んでもらうのは悪いかなあ。。

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2009.05.27

お墓参り

5数日間家を開けて、帰った今、猫のにゃみちゃんは、わたしが家にいるあいだはいつもずっと1メートル範囲内にいる。。。

今日はいつもと違う部屋でお仕事をしているんだけれど、そうしたら、にゃみちゃんも、すぐ隣、いつも全然寝たことのないようなところで、眠っています。

(注)でも甘えている、としたら、それは私が彼女のほうに、です。

* * *

関西へ久しぶりに出向いた折に、久しぶりにおばあちゃんのお墓参りに行きました。

でかける2日ほど前に、久しぶりにおばあちゃん、夢に出てきたので。。スケジュール的には慌しかったけれど、なんとか夕方、お参りできました。

お墓から見える山なみが好きです。

お参りしていたら、いろいろ自分が気に病んでいたことが、どうということもないことだなーと思えた。なんだかリセットできたのでした。

そしてその晩、夜行バスで東京に帰るあいだに見た夢で、またおばあちゃんが出てきました。

ものすごーく鮮明な夢。和室でおふとんに寝ているわたしのところへ、おばあちゃんが来てくれたんだけれども、夢の中でわたしはおばあちゃんがすでに他界していることを知っていて。。

わたしは立って行っておばあちゃんをハグして、その感触もすごくリアルで、でも他界したはずの人がこんなにリアルにここにいることが、すこし怖い気もしたりしていました(夢の中で)。

それでその次の夢で、「こんなにリアルにおばあちゃんが出てくる夢を見た」ということをノートに書き付けている夢をみた。。。

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2009.05.25

マヤナッツ・イベント三昧

にゃみちゃんにお留守番を任せて、関西に行ってきました。

メインの目的は、マヤナッツのイベント。

グアテマラのマヤの森を守りたくて、マヤナッツをフェアトレードしているグアテマヤ代表の大田美保ちゃんと、美保ちゃんと一緒にグアテマラを旅して、マヤの森に魅せられたダンサーの宇都宮千佳さん。おふたりがコラボして、今、関西方面をツアーしているのです。

イベントの内容は、美保ちゃんのスライドトークと、千佳さんのダンス、そして開催地の料理人さんやパティシエさんが腕をふるったマヤナッツ料理やマヤナッツスイーツをいただきながらのおしゃべり。

私は京都の山奥にあるcafe milletと、大阪のカフェスロー大阪でのイベントに行ってきました。

とてもすてきな時間でした。。。! 

Cafe_millet Cafe_millet_2 左:cafe milletさんの表札。手書きの陶器の表札です。

右:cafe milletさんの立派なストーヴ。ストーヴの向こうに写っているのは、犬のアンディくん。




Cafe_millet_3
窓のすぐ向こうは田んぼ。かえるの合唱が聞こえていました。低い声で鳴くかえると、高い声で鳴くかえるがいた。



Photo 千佳さんのダンス。見ていて、グアテマラという土地、マヤの土地、その感触が、すこしわかったような気がしました。

ずっと見ていたいと思うダンスでした。

踊りって、昔はわりとよく見ていたんですけれども、「ずっと見ていたい」と思う踊りを見れたことは、ごくごく稀で、それでだんだん見なくなっていったことを思い出しました。

千佳さんのダンス、こころのごはんになりました。。。ほんとに行ってよかった。

そしてもちろん、美保ちゃんのスライドトークも。久しぶりに聞いて、改めて、思いました。この人は、ほんとうに、すっと、正直に、大きなものに自分を開いている人。マヤの森に愛されている人。どこまでもチャーミングで。。。人にも、ものすごく開いていて。。。森そのものみたいな野性さと自然さが彼女にはあるんだなぁ。。

そして、なんとも、cafe milletさんオリジナルのマヤナッツフルコースのおいしかったこと!

Photo_2 Photo_3 おおーきな木のテーブルを総勢15人で囲んで一緒に「いただきます」を言いました。

濃厚なマヤナッツポタージュから始まり、どのお料理もマヤナッツの味がしっかり引き出された、とてつもなくおいしいマヤナッツフルコース。大皿料理をみんなで取り分けていただきました。

マヤナッツとそのほかの食材の味のハーモニーが絶妙な、今までにないマヤナッツ体験。

お料理をつくってくださったcafe milletの樹里さんに、お礼を言うと、「お礼はマヤの精霊に言ってください、自分でつくった感じではなくって、手が勝手に動いてできたので。。」と。

そんな樹里さんたちのおかげだと思うんですが、わたしは、初対面の人が多くいるなかで、一緒に大きなテーブルでご飯を食べる、というようなシチュエーションが超苦手なのに、この日は、とても心地よく、楽しく、ごはんを食べられました。

とても不思議だったし、うれしかったです。

* * *

ジュース工場を改装した、大阪の「カフェスロー大阪」も、ものすごく素敵な空間でした。cafe milletさんもそうだったけれど、初めて来た場所なのに、すっとなじめてしまうのでした。

くつろぎすぎて、写真撮りそびれたのが悔やまれます。。。

カフェスロー大阪では藤丸さん作のマヤナッツプレートをいただきました。マヤナッツピタパンとフリホーレスが絶品! 

食後もゆるゆると、スロービジネススクールの面々や、ナマケモノ倶楽部の方とおしゃべりして、なんだかわたしは初対面恐怖症のはずなのに、いつもよりずっと大丈夫で、不思議でした。

マヤナッツを食べていたせいも、あるのかな。。 メンタルな調子を整える成分も入っているようなので。。

* * *

あ。そういえば、別の日に、やっぱり大人数(わたしにとっては)で、おおーきなテーブルを囲んで食べたおゆうはん。あの日のレストランは、無農薬有機野菜の八百屋さん「やおかん」が併設する「マチャプチャレ」というところでしたが、あそこも、まるで親戚のおうちにお邪魔したようなアットホームさを感じていました。不思議。。

その場をホールドしてくださっていた人によるところが、やっぱり大きいんだろうな。。感謝です。。

* * *

そしてなにより、美保ちゃん、千佳さんと、そして遠くは福岡からも馳せ参じたマヤナッツプロジェクトの面々--(ま)さん、(わ)ちん、(も)さん、(ゆ)ちゃん、(く)さん--と一緒に過ごさせてもらったことが、とっても、うれしかったです。

ほんとにありがとう。。!

★美保ちゃん&千佳さんのマヤナッツイベントは、明日からは倉敷・岡山・姫路とまわります。どこもおもしろそうな場所ばかり↓  お近くの方には、ぜひおすすめしたいです☆

26日(火)1:30pm-  三宅商店in倉敷
http://www.miyakeshouten.com/

27日岡山 6:00pm-  COTAN岡大前店 in 岡山
http://www.themarket.co.jp/cotan/

28日姫路 6:00pm-  納屋工房 in 姫路       
http://www.nayakobo.com/

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2009.05.15

あいしてる感じ?

Photo_2Photo_7 Photo_9 ベランダの緑色率がちょっとずつ上がってきました。

今年は種類の違うものを同じ鉢に植えとく、ということを始めました。

Photo_8といっても、去年タネが落ちていたのが自ずと出てきただけ、という組み合わせもあるのだけれど。。(ワイルドベリーとコリアンダーとか、ローズマリーとシソとか。。)

意図的に合わせたのは、ゴーヤとお豆。それから、トマトと葉ネギとバジルとパセリとサラダ菜のコンテナ(欲張りすぎかな)。。

Img_4021 ←トマト、シカクマメは先月ポットに蒔いておいたのを、移植。

他のは5月に入ってあったかくなってから直に蒔きました。

コンテナにサラダ菜を蒔いたら、スグ芽が出てきてびっくりしました。は、はやい。。ついでにマリーゴールドも蒔いてみたら、ほどなくして芽が出てきました。元気。

タネ蒔き楽しいです。

パートナーが先月末、「北のハチドリ」というお店の内装を、ストローベイル(わら)を積んでする、というワークショップに参加したとき、ごほうびに、マッチ箱にいろんなタネが入ったのをもらってきました。

ゴーヤ、いんげん、ひょうたん、ふうせんかずらなど、それぞれが数粒ずつ。なんともうれしいおみやげでした。

その中の丸い白いタネは「さやえんどう?」とハテナマークつきで書いてあったんだけれども、それも、さっそく芽が出てきました(一番上の左の写真)。さやえんどうなのか、どうなのかは、わたしには大きくならないとわからない。。(汗)

Photo_5 Photo_6 冬を越したワイルドベリーは、赤い実を付け始めていて、そろそろ鳥が食べにくるはず。甘くておいしいので、鳥にもあげたいけど、自分もつまみたいです。

* * *

先日友達でもあり先生でもある(る)さんと、「愛すること」についての話しになって、わたしはどうも「愛する」とはどういうことなのかがわからない、それを学びに来ている気がする、と言ったんだけれども、

ベランダで植物にお水をあげていると、あいしてる感じ(?)がしてきます。

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2009.05.14

少し前のこと

一度お目にかかってみたい、と思っていた人に、先日、お会いできました。

正木高志さん。

彼の書いた本を読んで、この人にいつか会ってみたい、と思っていました。

知人が東京で彼のライヴトークを企画していて、そこへ行って、お話しを聞くことができました。

思っていたとおり、というか、思っていた以上に、
とってもしなやかで、かろやかで、すきとおった存在感をお持ちの方でした。

とても、うれしかったです。

いきいきと輝く、素朴な目をお持ちで、

お話も、ものすごく新鮮でした。

本を読んだときも、そうでしたが、幾つも重なる、透明な「思い込み」の層の、とくに下のほう、深いところの層を、考古学者のように、丁寧に掘り進めていくようなふうで。

そして、そこから出てきた発掘物をもとにすると、今までの説が、ぐるんと、別の角度から見え始める。

それらを、けっして客観的・普遍的なこととしては語らないところも、すてきです。

ご自分が感じたこと・体験したこと・思いついたこととして語る。聞いてどう思うかは、みなさんが判断してくださいね、とおっしゃるのです。

「ごめんなさい」を言いながら、韓国を歩いてまわるそうです、この秋。

わたしも一緒に歩いてみたいかも、とすこし思っています。

お互いにひどいことをしあってきた歴史の連鎖から抜けるには、

一番最近ひどいことをした側が、最初に「ごめんなさい」を言うものです、

と正木さんは言っていました。

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2009.05.04

がんばりどころ

Photo4月末からずっと、ぱたぱたした日々の連続です。。。

がんばりすぎたのか、季節のかわりめで薄着してたせいか、風邪をひいてしまったので、今日は急遽予定をキャンセルにして、なーーーんにも予定のない日、にすることにしました。

お昼に、ひさしぶりに家でごはんを食べたら、炊きたてのお米のおいしさが、ぐーっと身に沁みました。

なんておいしいんだろーう。。! と、お箸をもったままパチリと記念さつえい。。。

忙しく毎日出かける日々が続くと、毎日、とてもたくさんの刺激にさらされる感じで、消耗が激しくて、家につくとぐったり、というふうです。

でもこの大変さは、「今ががんばりどころであるよ」というような感じもしています。

なにか、変化の手前、といいますか。。。

こころがずっと無口になったようになって、なにをしても(楽しいはずのこと、好きなはずのこと)ほがらかな気持ちになれなかったときは、つらかったけれども、

ここしばらくは、気持ちがたくさん動いて、とてもうれしいことがあったり、いっぱい泣いたり、こころの振れ幅が大きくて大変、という感じなので、だからきっと、この大変さは悪くはないんだろうと思ったのでした。

* * *

最近、こころにのぼってきていることの1つは、「言葉で言い表せることと、体を含めた次元で実際にできることとは、違うんだなあ」ということです。

自分について、とくに、そう思うんだけれど、人もそういうところがあったりするんだなあと感じたりもして。

言葉の速度と、体の速度が違う、っていうことかな。

踊りを深めるためには、もっと体の速度をリスペクトしてあげないとかな。。

たとえば、森の時間が、人間社会の時間よりもずーっとゆっくりで長いスパンなように、

体の時間は、言葉の時間よりも、すこしたっぷりしていて、スパンが長いのかも。

いろんな刺激がくる日々、いろんな感情が波のように「ざっぱーん」ときていて、体は体の時間のなかで、ゆっくりなにかを練り上げていってるような感じがします。

* * *

すこし前にまいたトマトのたねから、昨日、やっと小さい芽が出てきたのを見て、内心びっくりしました。

もう、芽が出ないんじゃないか、と思っていたので。。。

たねから芽が出るまでの日々って、毎回、こういうふうで。。。まるでなんにも起こってない、始まってないかのような日々が続くんだけれど、それでもがんばってお水をあげ続けていると、やっぱりちゃんと、出てくる。

「できない、ということはありません。時間がかかるか、かからないか、だけのことです」と、昨日クムフラのサンディーさんがさんさん言っていたのを、思い出しました。

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