少し前のこと
一度お目にかかってみたい、と思っていた人に、先日、お会いできました。
正木高志さん。
彼の書いた本を読んで、この人にいつか会ってみたい、と思っていました。
知人が東京で彼のライヴトークを企画していて、そこへ行って、お話しを聞くことができました。
思っていたとおり、というか、思っていた以上に、
とってもしなやかで、かろやかで、すきとおった存在感をお持ちの方でした。
とても、うれしかったです。
いきいきと輝く、素朴な目をお持ちで、
お話も、ものすごく新鮮でした。
本を読んだときも、そうでしたが、幾つも重なる、透明な「思い込み」の層の、とくに下のほう、深いところの層を、考古学者のように、丁寧に掘り進めていくようなふうで。
そして、そこから出てきた発掘物をもとにすると、今までの説が、ぐるんと、別の角度から見え始める。
それらを、けっして客観的・普遍的なこととしては語らないところも、すてきです。
ご自分が感じたこと・体験したこと・思いついたこととして語る。聞いてどう思うかは、みなさんが判断してくださいね、とおっしゃるのです。
「ごめんなさい」を言いながら、韓国を歩いてまわるそうです、この秋。
わたしも一緒に歩いてみたいかも、とすこし思っています。
お互いにひどいことをしあってきた歴史の連鎖から抜けるには、
一番最近ひどいことをした側が、最初に「ごめんなさい」を言うものです、
と正木さんは言っていました。
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