蝶文明とWalk9
先日、出版記念のトークライヴにおじゃまして、このタイトルの由来をお聞きしました。
こんなお話でした。
イモムシは葉っぱをいっぱい食べてしまいます。
食べて食べて食べつくす。
こんなに食べつくされてしまったら、植物のほうが死んでしまいそうだ、という勢いで、食べていきます(うちのベランダのサラダ菜たちを見ていても、じつに、そう思ったっけ。。お茶農園で生業を立てている正木さんも、お茶の木につくイモムシを観察していて、こんなに食べられたら木が死んじゃうと心配になるんだけど、と。。)。
でもイモムシはある時期で、ぱたりと食べるのをやめるんだそうです。
そしてさなぎになる。
さなぎになったら、もう葉っぱは食べません。
さなぎから、つぎには、蝶になる。
蝶になったら、こんどは花の蜜を吸うようになる。密を吸うときに、花の受粉に貢献する。
つまり、今度は植物にとっていいことをするようになる♪
今は地球の資源や食べ物を奪いつくすだけ奪っている人間も、さなぎになって、蝶の意識になったら、今度は地球にとっていいことをするようになる。それが密の味ように、人間本人にとってうれしいことになる。。。
正木さんは、わたしたち人間が、イモムシから蝶になり得る転換期が今なんじゃないか、と見ているそうです。
その転換期のプロセスの1つに、「グラウンディング<自然回帰>」ということをおっしゃいます。
正木さんのいう「グラウンディング」とは、わたしの中のこれまでのグラウンディングのコンセプトとは、ずいぶん違っていました。
気をアースする、とか、物質世界に足をつけるとか、そういうことではなくて、そもそも、人間は自然の一部でした、という、その心持ちを深く回復する、ということを指しているのでした。
(だから海洋民なら、海にグラウンディングする。。)
自然の一部になった人は、もう自然を、自分と切り離した「対象」として捉えません。
自然の側からしかものを見られなくなる。。。そういうことを正木さんは「グラウンディング」と呼びました。
* * *
さなぎになっているとき、中はどろどろの液体だと、聞いたことがあります。
蝶に変容する前に、イモムシは自分を液化する。。
今度の9月9日から、正木さんと有志のみなさんが、100日かけて韓国を歩いて回る「Walk9/韓国巡礼」がはじまります。
わたしも少しだけでも、一緒に歩いてみるつもりです。
どきどきだけれど、それがわたしにとっての、液化の一歩になりそうな気がして。。
追記:正木さんのトークライヴから帰った晩、見た夢は、存在感のあるしっかりした○(平面上のまる=円)が複数あって、それがくっついたり重なったりの交流をしているような、ごくグラフィックな夢でした。
普段は具象の夢が多いので、印象的でした。。















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