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2009.08.22

蝶文明とWalk9

Photo正木高志さんの、あたらしい本、『蝶文明』。

先日、出版記念のトークライヴにおじゃまして、このタイトルの由来をお聞きしました。

こんなお話でした。

イモムシは葉っぱをいっぱい食べてしまいます。

食べて食べて食べつくす。

こんなに食べつくされてしまったら、植物のほうが死んでしまいそうだ、という勢いで、食べていきます(うちのベランダのサラダ菜たちを見ていても、じつに、そう思ったっけ。。お茶農園で生業を立てている正木さんも、お茶の木につくイモムシを観察していて、こんなに食べられたら木が死んじゃうと心配になるんだけど、と。。)。

でもイモムシはある時期で、ぱたりと食べるのをやめるんだそうです。

そしてさなぎになる。

さなぎになったら、もう葉っぱは食べません。

さなぎから、つぎには、蝶になる。

蝶になったら、こんどは花の蜜を吸うようになる。密を吸うときに、花の受粉に貢献する。

つまり、今度は植物にとっていいことをするようになる♪

今は地球の資源や食べ物を奪いつくすだけ奪っている人間も、さなぎになって、蝶の意識になったら、今度は地球にとっていいことをするようになる。それが密の味ように、人間本人にとってうれしいことになる。。。

正木さんは、わたしたち人間が、イモムシから蝶になり得る転換期が今なんじゃないか、と見ているそうです。

その転換期のプロセスの1つに、「グラウンディング<自然回帰>」ということをおっしゃいます。

正木さんのいう「グラウンディング」とは、わたしの中のこれまでのグラウンディングのコンセプトとは、ずいぶん違っていました。

気をアースする、とか、物質世界に足をつけるとか、そういうことではなくて、そもそも、人間は自然の一部でした、という、その心持ちを深く回復する、ということを指しているのでした。

(だから海洋民なら、海にグラウンディングする。。)

自然の一部になった人は、もう自然を、自分と切り離した「対象」として捉えません。

自然の側からしかものを見られなくなる。。。そういうことを正木さんは「グラウンディング」と呼びました。

* * *

さなぎになっているとき、中はどろどろの液体だと、聞いたことがあります。

蝶に変容する前に、イモムシは自分を液化する。。

今度の9月9日から、正木さんと有志のみなさんが、100日かけて韓国を歩いて回る「Walk9/韓国巡礼」がはじまります。

わたしも少しだけでも、一緒に歩いてみるつもりです。

どきどきだけれど、それがわたしにとっての、液化の一歩になりそうな気がして。。

追記:正木さんのトークライヴから帰った晩、見た夢は、存在感のあるしっかりした○(平面上のまる=円)が複数あって、それがくっついたり重なったりの交流をしているような、ごくグラフィックな夢でした。

普段は具象の夢が多いので、印象的でした。。

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2009.08.21

サーフィン

8月中旬にあった大きな〆切を無事越えてからというもの、夏休み!!モード全開になり、とうとう、念願のサーフィンを、教えてもらいはじめました。

朝5時半に起きて海へでかけていき、まる1日を海で過ごしたあと、きれいな夕日の見えるPhoto 浜辺の小高い丘に、ごろんと寝転んで風に吹かれていたら、近年なかったくらい、ほんとうに満たされました。深い、深い、くつろぎでした。

サーフィンをやってみたい、と思ったのは、今年の冬。それまでサーフィンは私などがやるものでは絶対にない!と思っていました。

去年の秋口、冬季の鬱傾向対策には冬にあたたかい場所に行けるといいんだけど、とひょいと口にしたのがきっかけで、あれよあれよと、ハワイ島(ビッグアイランド)へ行く運びとなりました(忘れていたんだけれど、ずっと前に亡くなった祖母と、晩年、一緒に過ごしたことが元になって、いつか1度はハワイ島へ行くことができることになっていたのでした)。

そしてハワイ島での最後の日に行った、ホナウナウという海辺の聖地で、金色の夕日をバックにのんびりとサーフィンをしている3人の地元の男の子たちと遭遇しました。

彼らの波乗りのスタイルは、じつにゆったりとしていて、激しさなどカケラもなく、海と一緒に呼吸しているだけ、というような感じでした。

聖地の中にある小さい湾は、かつて王がカヌーを乗り降りした聖なる湾で、ここで遊んではいけない、と浜の側には縄が張りめぐらしてあったけれど、その少し沖でサーフィンをしていた3人は、ときどきすいーっと波に乗ったまま湾の中まで入ってきていました。

「わ、いいのかな、湾の中まで入っちゃってる」

と一瞬思ったけれど、パートナーはなぜか「いいような気がする」と言いました。そう言われると、わたしもそんな気がしました。

そしてしばらくそのサーファーたちを眺めていました。「ああいうサーフィンならやってみたいね」と言いながら。

日本に帰ってから、ハワイの歴史のことにぐんと興味が出てどんどん本を読んでいるうちに、サーフィンはハワイ先住民の文化だったことを知りました。アメリカがハワイをのっとったとき、サーフィンもフラも禁止されたのだそうです。

海洋民の文化へのあこがれが、いっきにまた、募り出しました。サーフィンがそもそもポリネシアの文化だったと知ったことは大きかった。

でもここ日本で自分がサーフィンをはじめる、ということに現実味を感じられずに春を過ごし。。。

そうしたら、ポツリポツリと、「サーフィンする人」に出会いはじめました。最初はそれほど大きく年の違わない女の子。わたしの思い描く「サーファー」のイメージではなくて、もっと自分に近い感じのする人でした。

そしてきわめつけは、夏、海水浴に行った先で出あった、友達の知り合いの(な)さん。Photo_2 サーフィンもアウトリガーカヌーもやる年上の彼女に、初対面だったけれど率直に「サーフィンやってみたいのだけれど、もうこんな年だし、わたしなんかにできるかどうか。。」と話してみたら、「サーフィンは年齢は関係ないよー!」と力強く言われました。

そしてそれからは、あれよあれよと。。。

葉山の海で、はじめてのサーフィン体験がやってきました。まだ初めてなので、パドリングを教わっただけです。。。でもサーフボードにお腹をくっつけてパドリングしていたときの、ボードとの一体感、海の水との一体感にはちょっと興奮しました。

その日の海は波が超おだやかで、おっかなびっくりのわたしたちの、へなちょこパドリングを、やさしく受け止めてもらった感じでした。ありがとう。。

いまだに自分がサーフボードと一緒に海に出ていたことが、どこか信じがたいけれど。。

現実なのだなぁ。。○

海ともっと親しくなれるといいな。

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2009.08.04

リユース封筒づくり

請求書の入ってきた封筒が、かわいいな、と思ったのをきっかけに、昨日は半日リユース封筒づくりに没頭してしまいました。

夏休みの工作、みたいな。。

Before 遠方のお知り合いが「封筒再生委員会」という会をなさっていて、そこで再生された封筒を、以前、譲っていただいたことがありました。

これはいいな!と思って、それでお役所からのものとか、再生できそうな封筒をとっておいてあったのでした。

窓付き封筒が、どうもすきです。After_2After1_2

脇を切って裏返したり、文字の書いてあるところをカバーしたりすれば、簡単にリユース封筒がつくれます。

わたしの住んでる地域の、お役所の郵便物の封筒は、裏がブルーの千鳥格子だったりして、裏返すといい感じになります。

宛名の窓と、差出人の窓と、両方あればリユースしやすいかな(中に入れるお手紙の裏面に、宛名と差出人を直接書いてしまえばよいのでは?)、と思って、窓付き封筒の裏側に小窓をくっつけてみたり。
Photo_6 Photo_7
手を動かして工作すると、なんだか休まります。

 

さて、つぎは、お手紙かきだ :)

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海で

7先月末、海に行こう、と決めていた日がありました。相方はそのずっと前から、カレンダーのその日に「お休み」と書き込んで、海の波のイラストを描いていました。

他にはなんの予定も書いてない。波だけの日。

海に行くと、なんにもしないでぼおっと海を眺めていても、ぜんぜん飽きないから不思議です。

Photo_5 飽きないだけでなくて、ヘンテコで複雑な考えが頭の中をぐるぐるすることも、まずない。

午前中から泳いで、お昼頃ともだちと合流して、一緒に海の家でランチを食べていたら、ともだちが、そのともだちの(な)さんとバッタリ遭遇!

「海の人」としかいいようのない、ほんとにおおらかで大胆で気さくなこの(な)さんは、6人乗りアウトリガーカヌーやサーフィンをしていて、今度アウトリガーカヌーで外洋を行く計画に参加したいんだと言ってました。なんとも海洋民族の血がさわぐお話です。

Photo_4(な)さんから、スタンドアップパドルサーフィンというものがあるのも教えてもらいました。いかだみたいに立って、すいーっと海の上を行けるらしい。

夕方になって、実際にやっている方を見かけました。← うーん、これは楽しそう。とても静かなサーフィン。

Beach_muffin途中、浜を出てたずねた近所のマフィン屋さん「Beach Muffin」には、Gerry Lopezのサインの入った本がありました。

かわいい店内に、すごいおいしそうなマフィンが。。店主まりこさんも、ご主人も、サーファーだと聞きました。

また浜辺に戻り、知り合いが働いている海の家を訪ねて夕日を眺めつつ一杯飲んで。。

あとは砂の上に座って、海を眺めていました。

Photoそのうちにちょっと踊ってみたくなって、砂にはだしで踊ってみたら、こりゃまあ。気持ちのよいことでした。

お空が、波が、風が、一緒にいるってこんな感じなんだなぁ。砂にはデトックス効果があるっていうのも、ほんとだろうな。。

海のそばで育ったイサドラ・ダンカンは、波を眺めていたときに踊り・動きというものへのインスピレーションを授かった、と言われているけれど、なるほどなあ、イサドラの創った踊りは、海とよく共鳴する。。

* * *

知らぬ間に写真を撮ってくれていて、踊る自分を初めて見ました。(ふだん鏡のない部屋でレッスンしているし、鏡のある部屋に当たったときも、鏡を避けてて。。)

でもそしたら、いろいろテクニカルなだめだしをし始める自分がおりました。なにができてないかが、よくわかるわかる。。

でも踊っていたときは、とにかく楽しくて気持ちよくて、それだけだったんだけれど。。客観的に自分がなにをしてるかを見るっていうのも、大事だなぁ。

下からのエネルギーとちゃんとつながること、できるようになりたいです。

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2009.08.03

夜道で

薄暗い夜道を歩いていたら、「ボンッ」となにかが破裂するような音が前方でして、びっくりしたら、坂道の途中、目の前にあったマンホールに、ゴルフボールくらいの丸い実が落ちたところでした。

坂をころころころ~っと、転がっていくではありませんか。

梅かな?もう季節は終わったはずだけど。。。と思いつつ、おもしろくて後を追っていくと、道端の植物の根っこにぶつかって、その少し先で止まりました。

拾ってみたら、ライム?すだち? そんなような、なんとも爽やかな香りのする柑橘系の緑色の実でした。

人の家のお庭から、道路のほうに張り出している枝になってのが、今、落っこちてきたもよう。

毎日通る道だけれど、ここの木が柑橘系の木だとは知らなんだ。。。

急に目の前に落っこちてこられたので、なかなかウィットを感じました。

明日、ライムウォーターみたいなのにして飲んでみよう。



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