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2010.02.27

よりどころ

Photo小川美術館の有元利夫展に行ってきました。

毎年、命日にちなんで開かれるもので、毎年通っているんだけれど、ことしは作品構成がグンと違って、リトグラフと素描と立体が中心でした。

没後25周年なので、郡山の美術館で大規模な展覧会が開かれていて、油彩はのきなみそちらに貸し出されているもよう。

でも今まで生で見たことなかったものばかりだったから、新鮮でした。

時間の染み込み方が、油彩とは違うんだなぁって思いました。

あわやい、かすれがすれのものを受信して紙に写しとったような素描、印象に残りました。

有元さんの絵と会うとき、わたしは、ちょっと覚悟を決めて、「自分を捨てて」見るようになっています。年に1度展覧会に行くのを、何年か続けるうちに、そうなりました。

自分を上手に捨てることができると、絵にチューニングしやすくなります。

中間領域にいる、絵の中の人がすごく近しい存在に感じられてきます。この領域に目を向けること自体、いつも忘れているから。。そことつながれただけで満たされていくものがあります。

あと今日は、木彫りの馬の背中が呼吸で動き出したのでびっくりした。。。

小川美術館での展覧会は明日28日まで。
郡山市立美術館の回顧展は、3月22日までやってます。

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