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2010.09.24

秋なので

Img_6863 数日前まであんなに暑かったのが夢のよう。。(写真は暑い日に庭を散歩して葉っぱの中に頭をつっこむにゃみちゃんの図)。

今年は夏になったときも急に暑くなり。。秋もこうやって急にどん、とやってくるのかな。。

すっかり、読書の秋になっています。

といっても、ここしばらくの「あたま使いすぎ状態」がやばい域に入っているので、頭を休めるためのものを読んでいます。

相方が図書館でひょいと見つけてきた1冊が、ヒットでした。

以前(4年前でした)、「新宿といえば、BERG」というポストをこのブログに書いたけれど、その当時から大好きだった、この新宿の小さな飲食店BERGの副店長、迫川さんが、この秋、出した本。

 Photo 『食の職  小さなお店ベルクの発想』(迫川尚子著)。

迫川さんは、写真家でもいらして、以前、いつも徘徊(?)して撮っているらしい新宿の写真集を出されたときも、ああ、いい写真だなあーと思ったものですが、

今回、文章も、やっぱりとても気持ちよかったです。

なんでしょうね、心意気と、バランス感、そのあたりでしょうか。。

4年前のわたしは、ただ漠然と、BERGは私的にNG要素がいっぱい(店内がごちゃごちゃしている、人がいっぱいいて隣席の人との距離も近い、タバコ吸う人がいるetc)なのに不思議とすごい居心地がいい、それに食べ物がなんか「きれい」だ、と感じてたのですが、

今回この本を読んでみて、なるほどなぁ、ここまでのことをしてたんだったら、居心地よく、食べ物も「きれい」に感じるはずだや~、と腑に落ちました。

少し前に、『お金のいらない国』(
長島龍人著)という本を読んだときに、仕事とお金を切りPhoto_2離して考えてみると、こんなに景色が変わるんだなぁと感じたんだけれど、

迫川さんの本も、そのあたりのところが、共通している気がした。(けっしてお金の現実を否定しているわけではないんだけれど、仕事をする意味、そのエンファシスをどこに置くかというところ)。

「お客様に『どうだ!』って出す、あれがやりたくてやってるとこがありますから、その快感がなくなったらやってる意味がないんですよね。ちょっとでも後ろめたいことがあったら、やってる意味がない。自分たちが満足できる最高のものを出す、という。それに尽きます」(本の中に出てくるBERG店長の井野さん談)

BERGに食材を卸している職人さんたちとの対談が、読み応えありました。

こういうふうに仕事に向き合って、仕事をおもしろがっている方たちがいるんだ なぁ。。。 大変な思いをしながら、(時に体を壊しながらも)、やっぱりおもしろいからなんだなぁ(こう書いてしまうときれいごとに聞こえるかもだけれど、きれいごとではなくって。。)

翻って、自分と自分の仕事の関係は。。。。どうかなぁ。。とか考え始めてしまいそうになるけれど、そこでストップ! 

今の自分は頭の中でぐるぐるしないようにして、頭を休める練習中なので。。材料を入れたら、いじりまわさず放っておいて、「時間調理」することにします。。。

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