180°南へ
今朝は、海の表面に浮かんでいました。なにか、モーターバイクのような大きな乗り物と一緒に。(乗り物には乗ってなくて、所持品として持っていた)。
陸地(というか、陸にかかった鉄橋か高速道路のようなもの)のそばをずうっと流れていたんだけれど、潮の流れが変わってきて、どんどん陸側から離れていきだした。。まずいな、と思った。
なんとかしないと、と思うけれど、この大きな乗り物を水中でひきずって、流れにさからって、陸のほうへ戻るなんてできるのか。。水中で少し身体を動かしてみるけれど、ああ、これは大変だ、と思った。
なんだけれど、そのすぐ後、なぜか意外にもあっさりと、陸のほうへ近寄れた。人工物でできた垂直な壁面の、手をかけられる場所に手をかけて、ふーっと息を吐きながら体を上へ引き上げて、水から上がっていった。背中に大きな荷物をしょって。でもこれも、大変だというイメージとはうらはらに、意外とするりと上がれた。
陸に上がってからは、切り立った赤土の斜面の脇を行く細い道を、長距離、歩いて移動した。大きなバックパックをしょっているのに、歩くのは楽で、いつまででも歩いていられそうな感じだった。
村を通り過ぎた。段々畑が右手に広がっていた。木々も。小道の左側には古い民家があった。家の中の人は、落ち着きのある風情の夫婦だった。わたしより、少し若いくらいの年齢の。
このすてきな村で暮らしているふたりをうらやましく思ったけれど、ふたりは荷物の整理をして、ここは旅の人の場所に空けて、別の場所へ引っ越すということだった。
海から見ていた陸地の橋、海の中でひきずっていたモーターバイクみたいな乗り物、陸へあがるときの壁面。これらの工業的・無機的な印象と、陸地にあった村や、意外にバイタリティのある自分の身体の有機的な印象が、対照的な夢でした。
* * *
工業化社会から、自然に根ざしたスモールスケールな暮らし。電力から、人力。そういう方向性を夢見てるのが、夜見る夢にも反映されだしてるような。。。?
人は皆、後戻りできないというけれど、前へ進んできて今、崖っぷちに立っているのなら、まわれ右をして、180度向きを変えて、そこからまた前に歩き出すことだよね、
と言ってた、ダグ・トンプキンス(North Face社創業者)とイヴォン・シュイナード(Patagonia社社長)の言葉を思い出してます(映画「180°South」より)。この映画、3.11の前日に見たんだったっけ。。
ダグはチリ南部パタゴニア地方に移住して、広大な土地の保全活動にあたっています。映画でもその様子はくわしいし、こちらでは妻のクリスさんの手記も読めます。
180度向きを変えて歩み始めるのは、ただ後戻りするのとは違うはず。今まで歩く中で経験してきたことがそこにあるから。。
通信網のおかげで、開かれた意識でローカルに暮らすことも、可能になってるし。。。機器による通信網に頼っているところから、有機体による通信網の使い方を思い出せるようになっていくという流れもあるような気がするし。。










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