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2011.06.12

054 今朝、寝ていたら、足元のおふとんの上に、ぼふっと、にゃみちゃんが上がってきて、そこから少しわたしの胴体のあたりまで歩いてきて、そこにうずくまった。

という鮮明な感触があって。(ぼふっとあがってきたときは、音もした)。

懐かしい、音と感触だったのに、手元をみたら、やっぱり誰もいなかった。

その前だったか、あとだったか、忘れたけれど、夢の中で、ねこに、会いました。

ねこのほうから、わたしの手のひらに、のど元、ほっぺたをすりつけてきて、なでさせててくれました。なんどもなんども。

灰色がかった毛色の、トラ縞のある、子ねこだったれど、このねこはにゃみちゃんでした。

すごくうれしかった。ねこのほうから、わたしめがけて来てくれたこと。

それと。。。 少し前の夢では、あぐらをかいていた両足のところに、気づいたら温かさがあって、なんだろうと見ると、そこにハムスターがいました。

すごく、生き生きしたかわいいハムスターでした。

上の写真は、先月北カリフォルニアに勉強に行ったとき、泊まってた山にいた、くろねこのキャスター(もしくはポラックス)。キャスターとポラックスは、うりふたつの兄弟ねこで、見分けがつかない。名前を呼んで反応を見るしか、見分ける方法がなかった。。 ふたりとも、とてもフレンドリーで、わたしが授業から帰ると、どこからか出てきて、遊ぼう遊ぼうと言って、遊んでくれた。

キャスターのほうが、ポラックスよりも、のんきというか、向こう見ずな性格で、ポラックスのほうは少しおくて。

特に気落ちして帰宅したある晩は、ふたりして、わたしの泊まってた小さい小屋の前までついてきてくれて、30分くらい、小屋の入り口の階段で、一緒にだまって座っていてくれた。森の木々の間から見える星空がきれいかった。

小屋の中に入ってもらっていいのかどうか、規則がわからなかったから迷ったけれど、扉を開けたら、ふたりとも、何気なくわたしよりも先に入っていって、キャスター(おそらく)は、ベッドの上に飛び乗って、さっそく丸く踏みしだいて、ぽそっと座って、毛づくろいをしだしたっけ。。。

ポラックス(おそらく)は部屋のなかをゆらりゆらり、見て歩いて。。

* * *

これは家に帰ってきてからだけれど。

こないだ落ち葉掃きをしたとき、蚊がいっぱい、わたしのそばに来た。そうやってわーっと蚊たちがそばにやってくるのが、おとなりの家の6匹の犬たちがわーっとそばにやってくるときの感じと重なって、

なんだかうれしい感じがしてしまった。。。(倒錯しているか。。)

そしてぼこぼこに蚊に食われて、「今日は蚊のお客さん向けに特別レストランひらいちゃった」と思いつつ、あとで、キンカンをぬりぬり。。

* * *

種が違うもの同士は、細かい細かいところまで互いに伝わりあってしまわないからこそ、お互いの存在に癒されると、畑正憲さんがどこかで書いていた気がする。

たとえば人間と犬だと、細かな思考・感情の機微とか、社会的な決まりごとやプレッシャーとかが、共通でないから、お互いに当てはまらない(人間の社会と、犬の社会は違う、と)。

だから人間も、人間同士といるとき感じるストレスを犬とは感じなくて済むし、犬も犬同士でいるとき感じるストレスを人間とは感じなくて済む、というか。。人間は犬といるとき、人間同士でいるときの関係性の緊張からほっとお休みできることになって、それは犬にとっても同じような感じだ、と。。。

これを読んだときは、へぇ、そうかな?と思ったけれど。

わかりあえないからこそ、癒されるっていうのはどういうことか、考えてみたら、言葉の通じない国へ旅に行って、そこで出会った人とのやりとりを思い出した。

言葉が通じなくて、細かなところがわかりあえないときって、おおざっぱに、わかりやすいところ(すごくベーシックな、友情とか愛情とか信頼とか)をストレートに出すほかなくて、そういうつながり方は、あったかだった。

最近虫たちや動物たちといるほうが心休まると、つよく自分が思うのも、人との間の細かなやりとりに疲れているからなんだろうな。。。

密に行き交う言葉のあいまに目を凝らして、ひそむ意図を探ったり、

誰の言うことは信用できて、誰の言うことは信用できないか、とか、なにを言うと人を怒らせたり傷つけたりするか、とか、そんなところに感覚を研ぎ澄まし続けなければいけない状況に、疲れているみたい。

自分自身の中でさえ、いろんな声があって、偽りでいっぱいな感じで、どれがほんとの気持ちで、どれが「こう思わなきゃいけない」と自分に押し当ててきたことなのか、区別がつかなくなっているし。

もう自分も人間じゃなくなって、人間のルールから外れたところで、ものを言ったりやったりしてみたい。というか、人間のルールから外れた存在たちと、しばらく過ごしたい。。

* * *

外は雨。数年前、やっぱりこうやって夜、外の雨音を聞きながら、おふとんの上でにゃみちゃんにおでこをくっつけていて、あぁもう、ほかになにもいらない、と心底思ったのを思い出してる。

あのときは、疲れてたんじゃなかった。そうじゃなくて、すごく、しあわせだったんだ。

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