焚き火日和に
先月末、夏の暑さが残る最後の日々、知り合いが「ロケットストーブコンロ」なるものを自作したと聞いて、すっかり作りたくなりました。
こういうもの。原理や作り方は、↓のページなどで、学ばせていただきました。
http://tharuno2.exblog.jp/12904702/
http://nature21.exblog.jp/14436514/
http://hee3hee3.exblog.jp/12711589/
翌日、さっそく、材料集めを開始。20リットルのペール缶を探して、近所のガソリンスタンドへ。汗をかきかき自転車で行きました。車も免許ももってない自分が、ガソリンスタンドへ「ペール缶の空き缶があったらゆずってもらえませんか」なんて、ずうずうしいかしら、と思いつつ、聞いてみたら、「もらってもらえたらうれしいです、うちでも処分に困ってるんで~」と快く、くださりました。
つぎは煙突パーツ探しでした。これもお風呂の改装などで不要になった煙突、どこかにないかな、とお風呂屋さんや板金屋さんを訪ね。。でも出会えませんでした。
仕方ないので、ホームセンターで新品を買うことに。近所のホームセンターにはなくて、隣の隣の街の大きなホームセンターへ、初めて出かけました。その日は、すっかり自転車遠足の日となりました。
秋色になった草むら。。とんぼの群れ。。板チョコと水筒のお水を持って、海沿いのサイクリングロードを走りに走りました。
ペール缶の中につめる断熱材は、大家さんがくれた火鉢の灰を使おうかと思ったけれど、あまりにきれいな灰でもったいなかった。。それにロケットストーブコンロを簡単に持ち運べる軽さにしたかったので、近所の園芸店で、「パーライト」を買ってきました。
こうして着々と材料を用意する間に、じつはぎっくり腰になって気絶してプチ寝たきり生活になったりの経緯があり。。その間、作りたい気持ちを抑えて静養してました。でも早く作りたくて、「数時間の間なら上半身を起こしていられる」状態になったらすぐ、製作にとりかかってしまいました。作業の動作はゆっくりしかできなかったけれど。。。
* * *


まずは、ペール缶の穴あけ。煙突のサイズで型紙をつくって、缶に印づけ。
画鋲をトンカチで打ち込んで、穴を開け、いくつか連続して穴あけ。少し隙間があいたところに、金ばさみを入れて、切っていきました(写真ではだいぶん画鋲穴をたくさんあけてますが、こんなにあけなくてよかった。真ん中だけ切り込み入る程度にあければ、あとは金ばさみでスイスイ切れるし、そのほうがキレイ)。
穴あけは、意外とすんなりいきました。
次は、煙突のまっすぐのパーツを、長さにあわせて切る作業。マスキングテープで印をつけて、金のこで、地道に、切っていきました。
途中、お茶をしたり、体を休めたりしながら、正味1時間半くらい、かかってしまった。。。
切った断面を、鉄やすりでなめらかに整えて。。
煙突パーツをペール缶にはめて、断熱材のパーライトをまわりに注ぎ。。。
試運転。ゴオーッという音がして、炎が 煙突を上っていきました。かなりの火力。
お湯もすぐ沸きました。
* * *
ロケットストーブコンロに惹かれたのは、日々パンを焼くときのガスを節約できそうに思ったからでした。なので、ロケットストーブコンロ用のパン焼き窯「ノブヒェン窯」も合わせてつくることにしていました。
ノブヒェン窯の作り方は、こちらを参考にさせていただきました。
http://nature21.exblog.jp/14344972/
ノブヒェン窯のパーツその1の、不要なフライパン。リサイクルショップやフリマなどあたろう考えつつ、実家に久しぶりに帰ったら、なんと「明日、燃えないごみに出すから」と勝手口にフライパンが1つ置いてあったので、ありがたく頂戴しました。サイズもペール缶にぴったり。神様ありがとう、と思いました :)
実家ではついでに、母が「買ったけれど一度も使ってない」というマジックソーなるセットを貸してくれて、その中に金のこと、鉄やすりも、入っていて、煙突を切るときに助かりました☆
あとは、近所のリサイクルショップへ行ったら、大きなスポンジケーキの型があって(底が外れるもの)、これが窯の高さを出すパーツになるかも、とひらめきました。200円なり。
あとは家にあるもので、なんとかなる。というわけで、パン焼き実験もしてみました。
フライパンの中に、水に浸した素焼きの陶器(植木鉢皿)をおいて、その上にシリコンオーブンシートを敷いてパン生地を置き、スポンジケーキ型のリング部分をまわりにはめて、その上からステンレスボウルをかぶせました。
ステンレスボウルの上に、びんのふたを置いて、もうひとまわり大きいステンレスボウルをかぶせたら、ノブヒェン窯もどきのできあがり(写真で一番上にのっかっているのは、重しがわりの壊れたやかん。。不要かも)。
※ちなみに、屋内で使用しているように見えますが、ベランダにトタン屋根と窓をつけたような、半分外のようなスペースで使用しています。
パン生地は、いつものように、前夜仕込んでおいたパンだねを成形したものを。
浜でひろった細めの流木をメインの薪に、ダンボールを火種にして着火。
できあがりは。。。ちょっと温度が上がるまでに時間がかかりすぎたかな。。という感じの、だれたパンになりました(汗)。
水に浸した陶器からの水蒸気が多すぎたか。。火の上に乗せる前に二次発酵をしすぎたか。。。次回は水を減らすのと、二次発酵を省くのとで、実験してみようかな。
表面はじゃっかん蒸しパンふうになったけれど、中はふわふわ、底はカリカリ。意外に食べたらおいしかった。
パンというのは、よほど妙なことになっても、なんとか食べられる、というのがよいところ :)
焚き火日和の秋の日に、なかなか楽しいパン焼き実験でした。。
いざというときに、役に立つ、暮らしのたしなみのひとつとして、もう少し上手にできるように練習しようと思います。
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