にゃみちゃんの一周忌
ねこシーツ
ねこ砂
ねこビスケ
ねこ缶
ねこミルク
と書いてある。。買い物のためのメモ。にゃみちゃんがいた頃のもの。
ねこのにゃみちゃんは、先月末が一周忌でした。好物だったさんまの焼いたのや、りんごマフィン、お魚の缶詰をお供えして、セージを炊いて、相方とふたりで、うたをうたって、法要をしました。
法要の後は、祭壇のほうを向いて、自分たちもお昼ご飯にさんまの焼いたのを食べました。お清めって感じかな。
1年前の、お葬式のときも、お経のかわりに、相方と2人でうたをうたって、お見送りしました。
うたは、こういうとき、橋渡しをしてくれる、と信頼があります。
アイルランド民謡の「Sally Gardens」に、1年前、にゃみちゃんをしのびながら日本語訳をつけたのですが、それを、今年もうたいました。
詩人イェイツのバージョンはこうです↓
Down by the salley gardens my love and I did meet;
She passed the salley gardens with little snow-white feet.
She bid me take love easy, as the leaves grow on the tree;
But I, being young and foolish, with her did not agree.
In a field by the river my love and I did stand,
And on my leaning shoulder she laid her snow-white hand.
She bid me take life easy, as the grass grows on the weirs;
But I was young and foolish, and now I am full of tears.
にゃみちゃんバージョンはこんなです(にゃみちゃんは白っぽい猫でした)↓
柳ゆれる小道を 一緒に歩いた
ちいさな ましろい足の 君がくれた言葉
「愛はむずかしくないよ、若葉ひらくようなもの」
でも若すぎたあの日 心ひらけなくて
川のそばの草原で 一緒にすごした
かわいいましろい手で 肩に触れてくれた
「人生はむずかしくないよ 草が伸びるようなもの」
涙の向こうに今も いとしい面影
結構イェイツの詞を文字通りに訳したら、にゃみちゃんにぴったりになっちゃった、という感じでした。
にゃみちゃんは、ほんとに大きなことを、教えてくれたねこでした。
* * *
5月に動物・自然界とのコミュニケーションのプロフェッショナルコースで学んだとき、クラスメイトと2人組みになって、お互いの同居動物とコミュニケートする、という課題がありました。
そのとき、にゃみちゃんとコミュニケートしてくれたクラスメイトに、にゃみちゃんはこの秋に鳥になって、わたしの近くに暮らす、と聞いていたので、一周忌の日に、庭先のみかんの木にバードフィーダーを下げました。
このバードフィーダー。ちょっと不思議な出会い方をしました。
10月中旬に、図書館に行って、手当たり次第に目に付いた本を借りたのですが、その中の1冊、街暮らしでもアウトドア流儀でいく、というような、男子向けの本の中にこのバードフィーダーのイラストが載っていて「数年前に買ったものだけど重宝している」と使い手のアウトドア男子が語っていたのでした。
その本の出版年も90年代だったので、かなり昔の品なのだな、今はもうなかろう、と思って、そのときはスルーした。。。
そうしたら、その翌日、日本野鳥の会の会報とともに入ってきた今期のショッピングカタログに、その同じバードフィーダーが写真つきで載っていたのでした。
それまでは、特に、にゃみちゃんが秋口に鳥になって近くに住む、という話を、それほど深く心に留めていたわけではなかったのだけれど(どこか「ほんとかなー」とうたぐっていて)、このバードフィーダーにこうやって出会うと、ふむ、と思い直しました。
それで注文して、届いたのが命日の前日。届いた日に近所のペットショップにとりえさを買いにいきました。
ペットショップのおじさんに「どんな鳥にあげるの?」と聞かれ、白とグレーの体の小さい鳥、と答えたら「じゃあ、シジュウカラだね、それならひまわりの種だ」と教えてくれました。
「白とグレーの、小さい鳥」ととっさに答えていたのは、その少し前から、すごく美しい、天国のBGMみたいな声で歌う鳥が近所にいるのに気づいていて、自転車で買い物に出るたびに、声の主はだれかなーと気をつけてたら、ある日見えたのが、そういう鳥だったからでした。
にゃみちゃんも、グレーがかったカフェオレ色のねこだったから、なんとなく、にゃみちゃんが鳥になるとしたら、あんな感じかな、と思ったのでした。
家に帰って、ネットで「シジュウカラ」を画像検索したら、わたしの思っていた、その小鳥でした。
でもバードフィーダーをぶらさげたあと、しばらく、誰も食べにきてくれた形跡がありませんでした。なんとなく気落ちしつつ、でもそのままにしておいたら、先日、相方とブランチを食べているとき、シジュウカラが1羽、みかんの枝にぴょん、ぴょんとやってきて、フィーダーの止まり木に乗って、ひまわりの種をくわえていきました!
相方とふたり、おおよろこびしました :)
それ以来、ひまわりの種を切らさないように、しています。
そしてそれ以来、毎晩必ずにゃみちゃんの祭壇にあげていたセージの葉っぱを、毎晩ではなく少し間をあけてあげてもいいな、と思うようになりました。
これから寒くなるけれど、ことりのにゃみちゃん、元気でいてくれるとよいな。。!
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