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2012.06.23

最近の”活動”

Img_2582 昨夜、地元の○○谷戸という、小さい森に囲まれた、小さい谷に行きました。

日が沈む前、ツバメがびゅんびゅん行き交ったり、おなかの重たそうな大きい鳥がわっさわっさと空を横切ったり、小さい鳥が大勢でにぎやかにしている時間があって、そして日が沈んで鳥たちの活動がおさまるとと、今度はカエルの大合唱が始まりました。いくつか異なるうたい方が混じり合って、にぎやかでした。

もっと暗くなってくるとヒトが、大きいヒト、小さいヒト、赤ちゃんをおぶったヒト、とぱらぱらとやってきて、小さいヒトはあたりをかけまわったり。そのうちに森の奥の暗がりで星がまたたくようにホタルが飛びはじめました。ホタルの数は、とてもゆっくりと、だんだんに、増えていったけど、ほんのまばら。ホタルが本日の活動を始める時間はきっかり決まっているらしかったし、終わる時間もきっかり決まっているらしかったです。

いろんな生きものが順ぐりに活発になっていくのが興味深かった。。まるで時間割があるかのようで。

夕暮れどき、ひとりでヒト以外の生きもののあいだにじっとしていた時間帯に、ヒトが遠くにやってくる気配(大きな音や声を出してなくても)が際立っているのを感じました。

なにかやっぱり、ヒトというのは、濃厚な気をもっているんだろうかな? それとも同じヒトとして、同調しやすい慣れ親しんだ気だということかな。。。?

* * *

自分が取り組んでいることが人から理解されないであろうこと、勘違い(?)されて反感を持たれたり批判されたりするかもしれないことを、ときどき思います。

人はさまざまな視点や考えをもって、まざまなものに反応していくものだし、当の自分もそうなのだから、どうにもこうにも(笑)。理解されたいと思うぶんだけ、まわりを理解していこうとしないといけないのだけれど。。。どちらかというと接触を避ける方向に向かってしまうこの頃で。。。至らないです。

多層構造をしたこの世において、なにが「答え」なのかわたしにはわからない、というところにいて、わからなさのなかに、踏みとどまって、なんとか目を閉じずにいることくらいしか、まだできない、というのが正直なところです。

そんななか、「今やらずにはおれないこと」をやっている感じで、それはなにかというと、生きものやもの自身から、生きものやものについて教わる、というささやかな(でも自分にとっては大きな)試みです。

Img_9036 教わる、といっても、だまって、じっと、観察させてもらう、ということに過ぎないんだけれど。。

アシナガバチがどうやって巣を整えているか、クモはどうやって自分の体ほどの大きさの甲虫を食べるのか、ミミズの死骸をアリたちはどこまで処理するのか。。。シジュウカラはどうやってひまわりの種を食べるのか、虹色のしっぽをしたニホントカゲはツツジの中をどう移動するのか、家のまわりにのどこにどんな野草が生きてるか、などなど、この歳になって初めて見知ることの多いこと。。。そもそもが知らなすぎなので(汗)

特に家のまわりは、ここへ越してきて季節のぐるりを2回半体験してみて、ようやくどの気節にどこらへんになにが育つかなど、わかってきはじめているのだけど、それでも毎年違っていて、見たこともない野花が咲いていたりするのに出くわします。

20120623_122719今朝は、今までなんの花もつけないとおもっていた”雑草”が、淡いイエローオレンジの半透明の花びらをした、ちいさい花をつけていて、しかもその花は朝のうちだけしか開かないことを知りました(写真は昼になってしぼんだ後)。

野花は、鳥たちが種まきをしてくれてるみたい。

インターネットや本での二次情報ではなく、なるべく自分の五感で学ぶことがしたくて、そのためには、生きものやものに出会ったときに、意識を開いていることが必要で。それには意識を「忙しい活動」や「他の人の意見」で埋めつくさないことも必要で。身のこなしもバタバタしないことが必要で。少しばかりチャレンジです。

インターネットや本で調べると、特に虫たちについては、物騒な「意見」が多くて困ります。。。

アシナガバチが軒先に巣をつくってくれたのを見つけたとき、胸の中にぽっとうれしさが出てきた、その自分の感覚のほうに沿っていきたいと思う。。。

自分のやっていることが矛盾だらけなことも、自覚しつつ。ふがいなさも、自覚しつつ。それでもやっぱり、というようなふうです。

先日行ったWild&Nativeさんの合宿で、あるネイティブ・アメリカンの方の教えを教わりました。「大地を歩くときには、自分にとってもっとも目上の人の上を歩いていると知りなさい」。これを思い出して歩くのが、すきです。

もっと他のやり方をすべきなんじゃないか、もっと他にエネルギーを向けるべきことがあるんじゃないかという声も頭の片隅に響くなか、他の活動に当たってくださっているみなさまに感謝しつつ、今はこうさせてもらっています。

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