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2013.02.10

春節新月に

新年好!蛇年快樂!旧暦のお正月、あけましたね。おめでとうございます。

新月の正確な時間は午後4時20分でした。新月から8時間くらいのあいだに、お願いごとを書いておくと、叶いやすいそうです。それ以降でももちろんよいと思うけれど!

20130210_140116 新月になる前の、今日の午後、ひだまりで本を読んでいたのだけれど(蛇年新年にちょうど蛇の神様の話を読んでいたところでした!)とっても眠くなりました。少し居眠りして、目覚めて、読了して、夕方、図書館へその本を返しに行き、予約していた本をピックアップ。そして新しい本を読み始めたら……途中に書いてあったことがみぞおち深くにズシンと来た。

そこに書いてあったこととは、著者が子どものころ、無邪気に動物をいじめた時のこと。本は、「異種間コミュニケーションへの招待」という副題も付いていて、動物を尊重する姿勢が貫かれた内容なんだけれども、その著者の子どもの頃の記憶は、かなり厳しいものでした…。でもあえてそれを告白したところにこの著者の誠実さがある、ともいえなくもない、かどうかな…。

著者は、自分の体験を2人の人にシェアしたら、その2人ともが、やはり子どものころ虫をいじめて遊んだ記憶を話してくれた、と書いていて、「忘れている子どものころの記憶をたどっていけば、ほとんどの人に同じような体験があるにちがいないというのが三人の結論だった」と結んでいました。

それですぐさま、わたしも自分の記憶をたぐりよせ始めました。最初に思い出したのは、子どものころ、虫カゴにたくさんカナブンを集めたこと。でも集めただけで、いじめた記憶は出てこない…。むしろ、気づかぬうちに窓のサッシのところに挟まってつぶされて死んでしまった一匹のカナブンを見た時に、カナブンをつかまえるのをやめようと思ったことを思い出しました。

クワガタやカブトムシもだいぶ林に取りに行ったし、お墓で虫取りあみでセミをとったり、チョウチョをとったり、用水路でザリガニを釣ったりして、遊んだけれども、いずれも、つかまえたあといじめたという記憶はなくて、そのままごはんをあげて育てるか、放すかしていた。

おまつりのあと家に連れてきた、ひよこや金魚も、いじめて遊ぶことはしなかったけれど、でもどれも、育てたかったのに死なれてしまって、悪気はなかったけれどやっぱり連れ帰って我流で育てようとしたことは悪かったと思う。
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植物に関しては、一時期、お花で色水をつくる遊びが好きで、ケイトウやら、きれいな色をした花を摘んで色水にしてしまったっけ…。

小さいころの生きものとの接触の記憶は、どれもおぼろげなんだけれど…。外で、梅か桜の木の下にある石に腰かけてすわっていて、手の甲に毛虫を這わせていた、というぼわやんとした記憶があります。母か、だれか大人がそれに気付いて慌てて振り払ったような気がします。

あとは、庭先にピクニックシートを敷いて、室内で一緒に暮らしていた白いマルチーズのロッキーを、そこに連れ出して、「お犬さま」と呼んで、おままごとの一員に加わってもらったり、雪の日に、ロッキーの足に自作の靴下(タオルを小さく切ったもので足を包み、輪ゴムで留めたもの)を履かせて、ふたりで散歩に出かけたりしました。ロッキーは完全室内暮らしの犬だったので、雪の日の散歩はいじめに近かったかもしれない…けれど、自分の意図としては「雪やこんこん」のうたで「犬はよろこび庭かけまわり」とあるので、雪の中を走らせてあげればロッキーがよろこぶだろうと思っていたのでした。

ゴキブリについては、母や姉が不在だったある日、キッチンの引き出しの奥に、全身真っ白のゴキブリがいるのと出会ったのを覚えています。中学生くらいになってから、黒いゴキブリを、母や兄が殺虫剤やスリッパで追いつめるのに参加したことを記憶しています。あれは集団リンチでした。でも遊びで虐待していたのとは、ちょっと事情が異なるかもしれないけれど…。兄がひどくゴキブリ嫌いで、わたしもゴキブリが怖い、と大人になってもずっと思っていました。ゴキブリを見かけたら、窓を少し開けて、早めに出て行ってください、と念を送るというふう。今は、ゴキブリとバッタリ会うとやっぱりドキッとするけれど、落ち着いて、ゴキブリが触角のお手入れをするしぐさなんかを見ていると、かわいいな、と思う。

Img_5073_2 意図的な虫殺しといえば…、もっとずっと大人になってからのことだけれど、ノミ。前の家に住んでたころ、老猫のにゃみちゃんの体にノミがついたことがあって、にゃみちゃんの体を櫛ですいて、出てきたノミを熱いお湯に漬けて殺しました。

でもこのときのことがあって、ほんとうに、こんなことをしないで済むようにしたいと願ったのでした。ちょうどその時期に、脈絡なく、友達が異種間コミュニケーションの本を貸してくれて、なのでさっそくノミたちを相手にコミュニケーションを試みました。ノミたちに問いかけたら、白板のような画面にひとこと「ペパーミント」と文字が書いてある映像が浮かびました。

そのあとネットでしらべたら、ペパーミントはノミの忌避剤になり、そのためワンちゃんはノミよけにペパーミントのスプレーなどを体にかけているとわかりました。(ただ、猫の場合は、精油を分解する能力がなく肝臓に負担がかかってしまうと聞いたことがあったので、この案は採用しなかったんですが)。ただこのときのことがあってから、異種間コミュニケーションの可能性に目が開き始めた気がします。

* * *

遊びで「動物に対する残忍な行為」を子どものころした経験が「ほとんどの人に同じようにあるにちがいない」というのは、どのていど本当なのかな……。でもどちらにしても、大人になってから、いちどゆっくり、振り返ってみるのは、よいかもと思いました。

20130202_163336 長々と書いてしまったけれど、どの生きものも、有機物も無機物も、自然の一員として尊重される世の中を願います。食べるためや生活道具をつくるためにいただくときも、当たり前のようになるのでなくて、毎回、感謝しながらいただくようにしたいです(これは特に自分への防備録)。

ふぃ~。今回の春節新月のお願いごとのいちばんめを、ここに書けました(^^)

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