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2013.12.15

ぐるぐる編み物のひとめぐり

編み物をはじめたのは去年の冬でした。季節を一周廻って、また冬が来ました。このひとめぐりをふりかえってみます。

Photo 3本の棒針でぐーるぐると輪っかに編んでいく方法を知り、すっかりとりこになって編み進めた最初のウールの靴下は、左右の長さがうーんと違ってしまいました。同じ段数のハズなのに……目のきつさ(手加減)が変わっちゃったせいみたいでした。

でも、とりあえず、初の靴下編みができたことがご満悦で、この技術を応用すればできるはず、と、次はドイツ製湯たんぽ(ファシーの湯たんぽ)のカバーをてきとうにデザインして編んでみました。

20130122_151432 このときは無謀にも、輪編みしつつの編み込み模様に挑戦。編み込みってどうやるのかよくわからないまま、ハート型にするための模様の図を自作して、てきとうにやりました。

そしたらハートのつもりがヒゲが出て、ねずみみたくなりました。。。でも湯たんぽへのフィット感は良好で、今も活躍中です。

20130213_151953 次はまた靴下に戻りました。2足目の靴下は、左右の大きさが全体的にちょっと違ってしまいました。。。

でもご愛嬌ということで、相方にプレゼントしました。

20130314_101637 3足目は、大きさはようやっと左右でそろえることができました!が、糸が足りなくなって、デザインが左右で大きく違ってしまいました。。。

でもまあ、これも味かなあ、と思って、これは自分で愛用しています。

20130321_113730 4足目は、はじめてウールでない糸を使ってみました。ヘンプといらくさのブレンド糸。手紬ぎの糸みたいで、太さが均一でないばかりか、細いところでは切れちゃったりもして、なかなかチャレンジでしたが、できあがった靴下は履き心地よくて気に入っています。

かたっぽの足だけ、かかとにワンポイントの編み込み模様をいれてみました。青い鳥、のつもり。靴下はかかとのところだけ一時、輪編みでなくなるので、ここなら編み込み模様を入れやすいのでした。

20130808_213245 夏になって、今度は夏向けの靴下を編んでみました。母が大昔に(たぶん20年くらい前)に買っておいていた、ブルーのコットンの糸で。

母はくるぶしくらいの丈の短い靴下が好き、というので、そういうのを編みました。片方編み上がったところまで、母に見せることはできましたが、母はその後他界してしまったので、この靴下をプレゼントすることはできなかった。。。珍しく左右わりと同じサイズに編めたのに。

お仏壇にしばらくお供えしておきました。

母が他界して、母の膨大な量の遺品を、家族と整理する日々が続きました。そうしたら、母自身も忘れていたであろうところから、またウールの毛糸がたくさん出てきた。

20131026_184603_2 それをもらって帰ってきて、晩夏から、次の靴下を編みはじめました。ブログで少し前に書いた、あの、両足のデザインをわざと変えた靴下。

中細のウール糸なので、4番棒針で。このあたりから、サイズは左右だいたいおんなじに編めるようになってきました :)

20131112_10493320131112_104239 母の残した糸はいろんな色が少しずつあったので、次は左右のデザインが同じウールソックスを編みました。

色の掛け合わせを考えるのが楽しかった。違う色がブロックになって連なってくのを見ながら編むのは、すごく楽しいです。今回のはちょっと長めの丈にして、くしゅっとしてはくこともできるようにしてみた。これも4番棒針で、中細の糸。

20131120_132825 このあと、近所にあるアジア女性の自立支援をしているリサイクルショップで、きれいなペールグリーンのモヘアの毛糸を見つけました。細かったので、母の残したペールブラウンの極細のウール糸と二本どりにして、アームウォーマーを編んでみました。

二本どりってどういう風になるのか見てみたかったのと、あと、編み込み模様に挑戦してみたかった。初めての編み込み模様は、意外と簡単で、なわ模様になっていく様子が楽しくて、どんどん編み進めてしまいました。

二本どりにすると、ニュアンスカラーになるんですねえ。編んでみるまでどうなるかわからないっていうのも、おもしろかった。

輪編みでおやゆびの穴をあけるやり方も、はじめてのことで、勉強になりました。よくこんなこと思いついた人いるなあ!と関心しました。やってみるとシンプルでした。

端の部分は、図書室で借りてきた本にあった、ガーター編みで終えるデザインを参考に編んでいましたが、編んでみると、ガーター編みはあんまり好きじゃないことがわかりました。

なので、ほどいて、一目ゴム編みでやりなおしました。一目ゴム編みの端をとじるのも、はじめてのことで、やってみながら、これを考えた人すごいなーと関心しました。

ほどいてやり直し、というのも、やっとあせあせせずにできるようになってきました。アクシデントでほどけちゃった目を復活させるのも、なんとかできるようになってきた。

20131213_184757 アームウォーマーが編み上がると、やっぱりまた、靴下が編みたくなりました。靴下は、なぜか、編む充実感がある。。。

で、今度は家族以外の人へのプレゼントにしよう!と意気込みましたが。。。やっぱりデザインがふぞろいになってしまいました(汗)。

* * *

編みあがっていく毛糸の色の組み合わせとか、糸の質感。それらを見たり触れたりするのは、ほんとうに喜ばしいです。。。。それがどんどん編み進む推進力というか、原動力になっています。

母がたくさんすてきな糸を残してくれていて、ありがたいです。

あと、不思議と、編んでいるあいだ、自分のまわりにバリヤーが張られる感じがします。なにか、守られるというか。これはほんとに、編み物を始めてみて、はじめて知りました。

20130122_112342自分にとってチャレンジな場に身をおくときも、編み物をしながらそこにいると、その場に影響されすぎずにすむ感じがします。これまで、なんども救われました。。。

それで。。。ひょっとしては自分は蜘蛛だったのかも、という感じがしています。。。編み物をしていると、この場に糸を張って自分の場にしているようなつもりになれるような。。。?

二本の棒針やかぎ針で平面に編むのはとんと楽しくなくて、3本以上の棒針でぐるぐると輪編みする場合にのみ楽しくて仕方ないというのも、蜘蛛っぽいような気がします。。。ふふふ。

次は何を編もうかなあ。。。

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2013.12.01

ふゆの庭

20131112_154521_2 Nanten_2 ナンテンの実が赤くなってきました。ちょっと前まで、緑まじりだったのが…もうすっかり真っ赤です。

あと数日で、旧暦の霜月(11月)。冬本番になりますね。寒くなりすぎる前に、と思って、今日はいくつかの鉢植えの鉢増しをしました。

植物のお引っ越し作業をすると、いつも、妙な集中の仕方をするらしく、あとでぐぐーっとつかれます。やっている作業は単純なことで、そんなに体力を使うわけでもないのに…。

それにしても、植物のみなさんは、季節ごとにいろいろに移り変わって、すてきです。

20131112_154146今年は「猫の額庭」のかに草のアーチが、もこもこになりました。去年は真ん中がすかすかになったのだけど、今年は真ん中がもこもこ。そして寒くなってきたのにまだ結構あおあおとしています。

かに草は、勝手に生えてきてたものです。よく見たらかわいい葉っぱの形をしていたので、簡単なアーチをつくって(近所の園芸店で見つけた、フレキシブルで細くて長~い支柱2本を地面にさしただけ。。)からませてみたら、もこもこアーチになりました。

かに草はかわいくて、このアーチはお気に入りです。

このアーチを境に、手前は草花の庭、向こうはマイクロサイズのうねをつくった超極小の「自然農畑」になっています。

草花の庭も、基本は勝手にはえてくる植物ばかりをまなでる庭です。野鳥が種を運んでくるせいか、予想外のところから予想外の草花が生えてきます。

ただ、秋冬はだんだん庭がさみしくなるので、去年から、少しだけ植えてみたりしています。

20131112_154156 北側なので、植えられる植物は限られていて、シルバーレースシとクリスマスローズとガーデンシクラメンを植えました。あとはビオラとパンジーをほんの少し。南のお隣さんとの共有庭に毎年生えるハナニラと水仙も、少しこちらにお引っ越ししてきてもらいました。

今年は、あと、新しい試みで、「春の仕込み」をしてみました。前回の新月のあと、ムスカリ、クロッカス、シラーカンパニュラータ、アリウムの球根を、あちこちに埋めてみたのです。さて、春になって、この人たちが花を咲かせてくれるかな、どうかな?

あと、母が他界した直後、実家の庭からさっぱりとひっこぬかれてしまったサルビアの球根を、ほんの少しだけティッシュに包んで持ち帰ってきていたのも、植えてみました。

20131112_115534 数か月包んだまま置いておいた球根からは、新しい葉っぱが出てきてました。が、葉っぱの姿がどうもサルビアとは違うような……でも確かにこの球根はサルビアだったはず……。よくわかりませんが、とにかく植えてみて、どうなるかみてみます。

* * *

虫たちは、いろいろきます。南の庭に、トマトの支柱がわりにさした野ばらの剪定枝が春になって芽吹いてきちゃったのがあるのですが、夏のあいだ黒い毛虫たちがせっせとその葉っぱを食べて、今は丸裸。。。

パセリの葉っぱを、別の毛虫に丸裸にされたこともあります。

お花も好きだけど、虫も好きなので、介入せずにみています。
虫も大量発生とかすると問題だとは思うけれど、そこまでのことは起きていないので。。。

梅雨どきくらいになると、ギボウシに「ふわふわ虫」がつくのも、ギボウシにとってはうれしいことではないかもしれないのですが、この虫がかわいいのです。全身白い綿毛に覆われていて、そのわたわたのふわふわが、歩いて動くのです!

Yukimushi ふわふわ虫といえば、数日前、玄関のとびらの前で、たくさんのふわふわしたふしぎな虫が宙を舞っていたのに出くわしました。羽根があって飛んでいるんだけれども、胴体が垂直のまま飛んでいて、まるでクリオネというか天使というか。。。青白くふわふわしているのでした。(写真中央の点がそれです。)

しばらく立ち尽くしてながめていたら、相方の襟元に一匹とまりました。よくみると、とじた羽根のすきまから、胴体に生えた白い綿毛がはみ出しています!ギボウシにつく「ふわふわ虫」のように全身綿毛ではなく、頭には綿毛が生えてません。でも身体はましろい綿毛で覆われていて、なんともかわいいのでした。

後で調べてみたら「雪虫」という虫でした。宙を飛ぶ姿も、なんだかたゆたうような感じで、雪によく似ています。生まれてはじめて会いました。

好きな虫では、あと、お米につく小さい黒い虫も、お気に入りです。
わせ、わせ、と歩く、歩き方がかわいいのです。
お米を食べられちゃうのは困るのだけども。。。

あとは蟻たちが、少し前までせっせと冬支度してるのを見るのも楽しかったです。自分のからだより大きいくらいの、なにかの食べ物のかけらを、よいせ、よいせ、と運んで歩いたりしていました。あんまり蟻たちにはキッチンの常連になってもらっても困ると思ってはいるのですが、冬支度をがんばっている姿を見たときは、むげに外に出てもらうのは控えました。そのうちに寒くなったせいか、だれもキッチンにあがってこなくなりました。

蚊も、秋の終わり頃には、すごくトロい動きの蚊しかいなくなって、なんだか感慨深かったです。家の中に入ってきちゃっても、あんまりにもトロいので、簡単に素手でとらえて外に放せてしまいました。

Momiji もう蚊もほとんどいなくなってしまいました。もみじが赤く色づいてきています。

季節がめぐっていきます。

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