« 2014年5月 | トップページ | 2014年8月 »

2014.06.28

精神安定剤=手を動かすこと

このところずっと、仕事がたくさん立て込んでるのだけど、モチベーションが下がってきていて。。。朝起きぬけの不調も激しくなってきたので、自分の手当てが先行だ、と早めに対応することにしました。

そんなわけで、忙しさのせいで脇にやられていた各種手仕事を再開しました。

20140626_104359 20140626_113325 おとといは、まず、つばがへにょへにょでかぶると目かくし状態になってしまう、ヘンプの帽子のお直し。

単純なことですが、手元にあった茶色のワイヤーをへりにそって通してみたら、しゃきっとしました(左:ビフォー、右:アフター)。使える帽子に変身しました :)

使いづらくて放置されていた期間が長かっただけに、感慨深いです。作業は3,40分かかりましたが、その間、網戸を隔てて猫の(さ)がすぐそこにいてくれて、うれしかった。にゃみちゃんがそばにいてくれた頃みたいだ、と一瞬思いました。

すきな猫と同じ空間を共有しながら手仕事をするって、最高です。

* * *

20140627_124415 昨日は、冬にほぼ編み終わって、あとはつま先の処理だけ、というところだった、ウールの靴下を仕上げました。つま先の処理は、メリヤスはぎ、というのをします。編むのがすきで、はぐのは今ひとつすきでないので、はぐ前のところで数カ月放置してしまってたのでした。

でも始めると、はぐのもなかなか楽しいもんです。20140627_123810

ついでに、去年相方が愛用してくれてさっそく大穴のあいたウールの靴下のお直しもしました。これは過去にもアップしたけれど、Cookieさんという方の糸を足して編んでいくやり方で。

1.穴の下の、ほつれのない段の、目の右足を棒針に拾っていく
2.継ぎ足しの糸で表編みをしていく
3.穴の端まで表編みしたら、糸の端に針を通し、その先数目をメリヤス刺しゅうをしながら進み、メリヤス刺しゅうをしながPhotoら穴の縁までもどる(メリヤス刺しゅう=図、Killer Crafts & Crafty Killersさんサイトより)
4.ひっくりかえして、棒針に持ち替えて、裏編みでもどる
5.穴の端まで裏編みしたら、針に持ち替えて、その先数目はメリヤス刺しゅうをしながら進み、メリヤス刺しゅうをしながら穴の縁までもどる
6.穴の上のへくるまで、3,4,5を繰り返す。
7.穴の上のほつれのない段の目の右足を棒針に拾っていく
8.針に持ち替え、上下の棒針にかかった目をメリヤスはぎにする
9.継ぎ足し糸の両端を周囲の目にくぐらせて処理する

まだメリヤス刺しゅうの部分がぎこちなくなって、スマートにいかないけれど、穴は閉じられました。

20140628_141741 20140628_141904 表から見た図(左)。裏はこんなふう(右)。

もう片っぽの靴下も、すぐ穴があきそうなくらいまで、糸がうすくなってるところがあったので、そこの部分に同じ糸でメリヤス刺しゅうを刺してみたら、こちらはどこをお直ししたかわからないくらいの出来☆ 20140628_142056

穴のあく前に、うすくなってきたところでこれをやるほうが、スマートなようです。早めの対応が吉なんだな。

* * *

20140628_134308 今日はなんちゃってロータルトを作ってみました。

うちはガスオーブンなので、オーブンを使うとキッチンが暖かくなって冬場は暖房がわりになってよいのだけど、夏には暑い(汗)。ので、火を使わないタルトを作ってみたかったのでした。

20140628_134937_2クラストは手抜きして、ブルボンの五穀ビスケットをくだいたものに、マヤナッツパウダーと、玄米甘酒を混ぜたもの。これをぎゅぎゅっと型に詰めて、冷凍庫で小一時間冷やし固めます。 

20140628_120237_320140628_132002フィリングは、カシュークリーム。生のカシューナッツを30分ほど水にひたしてふやかしたあとすすいで、新しい水と一緒にミルサーにかけたもの。最後にメープルシロップをひとさじ加えました。これ、初めてつくってみたけど、メープルシロップとかの甘みなしでも、ナッツの甘みがあって、おいしいです(と自分は思った)。

型にフィリングを入れて、キウイ半分をスライスしたのをトッピング。フィリングがわりとやわやわだったので、再度冷凍庫に少し入れて固めてから食べました。

20140628_134456 なかなかに、おいしかった。。。

クラストは砕いたビスケットに無塩バターを混ぜるつもりでいたのだけど、冷蔵庫の奥のほうにしまいこんだ無塩バターをとりだそうとしたら、その手前に、食べ残してたマルクラの玄米甘酒が目につき、とっさにこれでやってみよう、と思い立ったのでした。実験クラスト。悪くなかったです!

なにより、火をつかわずにタルトが作れたのが、ナイスでした。冷たい食感も、夏にはよいかも☆

* * *

20140617_113424 これは少し前のことですが、はじめてのサービングスプーンを作りました。4月にイギリスのいなかの森で、グリーンウッドワークというのをやっているMike Abbottさんという方を尋ねて、ワークエクスチェンジをさせてもらったとき、助手のJo-joさんから、ナイフの安全な使い方と、スプーンづくりの手ほどきをちょびっと受けることができたのです。

20140528_175917_3 20140528_175909_3その森で拾った木切れで、相方が粗削りまでをやって、そのまま続きをやる時間がなかったのだけれど、6月に結婚するともだちに贈りたいと思って、仕上げまでの成形はわたしが、仕事の合間に少しずつ作業しました。

使ったのはスウェーデンナイフ1本です。左手の親指に豆ができました。豆できるの、久しぶり。豆が痛いのもうれしいくらい、作業は楽しくて、やりだすとなかなか止まるのが難しかった。。。

おさじのくぼみ部分もナイフでかなりいけましたが、最終的にはここだけ彫刻刀(丸い歯の)を使いました。

20140616_155122サンドペーパーをかけて、水洗いして乾かし、毛羽立ちをチェックしてもういちどサンドペーパーをかけ……というのを3回繰り返して、成形は終わり。

最後は食用の亜麻仁油を塗り、乾かして完成です。亜麻仁油を塗ったら、色がぐんと変わったのでびっくりしま20140617_112930した。

柄がかなり妙なアングルになってしまったので(木目に沿ったらこうなった。。。)、使い勝手がどうなんだ???と疑問は残りましたが、あげたいと思った人のことを思いながら作ったので、もらってもらってしまいました。

食卓でどんなふうなのか、どきどき。。。

* * *

手仕事は、自分にとっては、精神安定剤のようなものだと、自覚するに至りました。編み物や針仕事をしているととにかく心が休まるし、木をけずっていてもそう。

羊毛をくれたひつじたちや、木切れをくれた木や、編み針をくれた竹や、ナイフをくれた鋼、亜麻仁油をくれた亜麻。みんなに感謝です。

| | コメント (0)

« 2014年5月 | トップページ | 2014年8月 »