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2017.04.04

(きゃ)さんの自然な暮らしと、カヌーと、ワイメアの谷

遠出の旅から帰ってそろそろ1週間です、ようやく身も心もおうちに戻ってきた感じです、ほんとにゆっくりだ。。。そして旅を振り返りつつ仕事してます。

Img_0414 ハイビスカスでシャンプーがつくれること、オアフ島のノースショア(ハレイワ)でお世話になったおうちの(きゃ)さんに教わりました。玄関先に咲いてた赤いハイビスカスの新芽や葉っぱをひとにぎり摘んできて、水を張ったボウルに入れて、もみもみ。。。 そうやっていると、とろんとした成分が出てきて。。。あわい緑がかった、とろんとした液体になったら完成です。Img_0231

頭を洗う時は、これをつけて髪をもみもみしたあと、洗い流す前に少し置くのがポイントだそうです。やってみたら、髪がふんわりソフトになったのを実感しました。

Img_0232 ハイビスカスのシャンプー、いいです。しかも、もみもみしたあとの新芽や葉っぱや花は、まるでゆでたモロヘイヤそっくりで、お醤油なんかで和えてみたらおいしく食べられました♡ 無駄がない。。

Img_0243 Img_0421 Img_0339 (きゃ)さんちは、裏庭にバナナやココナツ、カカオ、マンゴー、パパイヤ、パンの実(ブレッドフルーツ)なんかがなっていて、少し離れたところにある畑では大根なども育てているそうで、朝ごはんにはパンの実の炒めものや、カカオとバナナのデザート、マンゴーとココナツとスピルリナとライスミルクのスムージーなどをつくってくださいました。Img_0410顔をあらっていたら、裏庭で「ゴンッ」と音がして、なにかなあと思ったら、(きゃ)さんがココナツを取ってた音だったり。。。Img_0408刃物で割って、中の白いところをかき出して、スムージーに入れてくださいました。

生ゴミはみんな、庭を駆け回っている鶏にあげるというシステム。これも無駄がない。。庭にはコンポストトイレと、アウトドアお風呂も手づくりされていました。 Img_0425Img_0423_2

  家の裏手には川と池があって、泊まった最初の晩は、春休みの近所の子どもたちが夜遅くまで川でカニとりをして盛り上がっていました。くたびれてなかったら見に行きたかった。。

不思議と日本通で、家に帰って来ると「ただいまー」と言う(きゃ)さん。「ただいま」だけを習って「おかえり」は習わなかったらしく、私たちが帰ってきて「ただいまー」と言ったときも「ただいまー」と返してくれてました^^; なんで日本語そんなに知ってるの、と聞いたら、以前ピースボート乗船者向けのプログラムを担当したことがある、とおっしゃってた。

友達が釣ったというAkuという大きな魚(サバみたいな魚)を持って帰って来ると、まるごと特大の鍋にごんっと入れて、水と大根と薬草とを入れてことこと煮てスープもつくってくれました。海の人の料理、という感じ。。。朝ごはんに海苔と一緒にいただきました。

(きゃ)さんは食とヨガのスペシャリストでもあって、朝起きて顔をあらってリビングに行くと、すでにリビングにヨガマットが敷いてあって、(きゃ)さんと、ヨガの生徒さんらしき女性が1人いらしていて。あと2枚余計にマットが敷いてあったので、「他にもっと生徒さんがいらっしゃるんですか?」と聞いたら「これはきみたちのぶん、さあ」と。いきなりヨガセッションの始まりでした。宿泊代に朝食とヨガセッション代が込みだ、というのはなんとなく知っていたけれど、前夜に何もそういう話もなかったので、突然でびっくりした。(きゃ)さんは何時からこうしますよ、とか言う人ではなくて、その場の流れに合わせて、とてもイージーにものごとをやっていく感じの人。口数が少なくて(少なすぎてこの突然のヨガセッションみたくいろいろびっくりしたけど)、静かな存在感で、でも笑うときはカラッと笑うのでした。ヨガの指導もゆるやかで的確で、とても気持ちよくできて、休まりました。

空色のビーチクルーザーも貸してくれて、浜までの気持ち良い道を走りました。ピストバイクは初めてで、緊張した。。けど慣れるとかえって快適でした。ペダルでブレーキできるって楽です。片手にサーフボードもってたらなおそうなんだね、きっと。

Img_0324ノースショアはサーフィンで有名な街だけど、この2月にはノースショアコミュニティのみなさんと、ホクレア号のキャプテンとナビゲーターをつとめたカマキさんとでつくった新しいアウトリガーカヌーも処女航海をしたばかりだそう。

アウトリガーカヌーはハワイの伝統そのもの。ホクレア号は私と相方にとっても大きな存在で。。。歩いていたら、たまたま浜でこの新しい双胴カヌーに出くわして、うれしかったです。

Img_0321Wanana Paoaというこのカヌーの名は、ノースショアのワイメア湾沖の小島から命名されていて、これからのノースショアはサーフィンと観光だけでない、もっと大きなものを体現する場になっていくんだ、という地元のみなさんの心意気を、後でネット上の記事で知りました。

そんなこんなで、たまたまAirBNB(民泊)で見つけて泊まらせてもらうことにしたおうちだったけど、いろいろうれしいおうちでした。歩いてすぐのところに大きな自然食品店もあるし、居心地100点のベジカフェもあるし、バスでちょっと行ったところにはワイメア渓谷という美しい渓谷があって、滝つぼで泳ぐことができました。

Img_0300 この滝と谷全体は、いったんテーマパーク化されてしまっていたのを、ハワイアンの人たちががんばって土地をトラストとして買い戻して自然公園に戻したそうです。それがつい2006年のこと。

滝つぼで泳いで、この谷の風に吹かれたときが、実は今回のオアフ島滞在の中で、一番幸せを感じた時間でした。なぜか泣けた。。。

帰国してからググったら、この谷はもともとワイアンのカフナ(古代ハワイの神官)が代々統治してきた場所だった、とありました。800年近く、カフナがこの谷を守り続けてきたそうです。別名「カフナの谷」として知られるほどの聖地に、かつては軍用施設がつくられたこともあったとわかってびっくりしました。テーマパーク時代もかなりな使い方をされていたみたい。

この谷は、今はハワイの自然や文化について学べる場になっていて、広大な敷地の中をさまざまな植物に会いながら歩いていけるようになっています。昔の暮らしを偲べる復元住居などもあったり。ヘイアウ(神殿)も、かつての場所に復元されていて。

遊歩道には途中「Cultural Practitioner」と書かれたブースがいくつかあって、そこで係の人にハワイの伝統文化についてデモンストレーションしながら教わることができるようになっていました。

滝へ向かう手前のところで、以前博物館で目にして気になっていた、昔のハワイのキャンドルがブースにあるのが見えて、お話を聞いてみました。

Img_0291 石うすのような入れ物の中にさしてある、このおだんごみたいなのは、ククイの木の実。これは展示用なので殻をはずしてないけれど(はずすと小鳥が来て食べちゃうから)、本来は殻をはずして使います。上端の実に火を灯すと、1粒3~6分くらいのあいだ灯って、下の実に燃え移り、そうやって串1本でしばらく燃えるようになっているそう。

実際に灯してみたいなあ。。!どのくらい明るいんだろか。ククイの木は英語ではキャンドルナッツ・ツリー。そのまんまな名前だし、やっぱりキャンドル並みに明るいのかな。と思って調べたら、実際に実を灯してみた動画がありました。ほんとにキャンドル並みでした。この実はじゅずつなぎにして正装のときのネックレスや腕輪にも使われていました。気持ちのいい手触りの実。

Img_0292 ククイキャンドルのとなりにもいろいろ並べてあったので、尋ねてみると、ただの丸い黒い石に見えたものは、フラを踊るときのカスタネットでした。2つの石を片手に持って打合せると、なるほどいい音がしました。帰りの飛行機で見た『ハウマーナ』というフラがテーマの映画で、たまたまこの石のカスタネットを鳴らしながら踊る人たちを見ました。ゆったりした踊りだった。。。

この石は、そこらへんのてきとうな石でいいわけではなくて、フラの踊り手一人ひとりが、自分で探しに出かけて、自分の手に合う石に出会わないとなんだそうです。

Img_0297 小さいたいこは、腿にゆわいて固定して、草を編んだバチで叩くもの。たいこの革は昔はサメの革を使っていたそうです。

ほら貝も、ほんとうに貝のはしっこを切り落としただけのものだけど、立派な音が出ました。

シンプルで美しい道具ばかりでした。

Img_0302 テーマパーク時代はエンターテイメントのためのダイビンングショーが行われていたこの滝。今は地元のみなさんに大切にされていて、静かで穏やかな場所でした。

滝つぼで泳いで上がったときに、地元の小学生らしきグループが、先生らしき人たちに連れられてやってきたかと思うと、ひとしきり滝に向かって熱心にチャントを唱えて、それからみんなで水に入っていくのに出くわしました。

しばらく後で、またこの子たちのグループに遭遇したのだけど、そのときは大きな緑の木々に囲まれたところで全員でフラを踊っていました。男の子も女の子も大きい子も小さい子もみんな。踊るってこいうことなんだな、とちょっと思った。

Img_0315 ほんとうに美しくて、ゆたかさを感じる谷でした。

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