すきとおる/海あそび
断片化シリーズ。8月11日のぶん。この日は降ってきた、というより、ちょっとふり落としたみたいなふうでした。。
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<すきとおる>
「行きたいのはただ
野生動物の視野の中」
と書いてたら蝉の鳴く庭から
野ねこが窓を叩いた、朝
いつも闇に紛れてやってくる彼女
今日は巻いてきたらしい、過去を
陽のあたる場所を通ってきたんだねえ
アンテナの精度はあいかわらずだねえ
感心して
安心して
すきとおる絆によりかかる
書くこともなくなって、黙る……
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<海あそび>
下を向いたら見えた、水底の夢
青いソラスズメの群れ
視野を埋める、光る青、揺らぐ瑠璃に
吸い込まれる、意識の息継ぎに
仰向いて波間によりかかって
空の深さを測って
降ってくる日差しと
まぶたのひさしを
絶妙にバランスさせて
視野に光を氾濫させて
波の上下動を感知しつつ
おおいなる平安に沈む…~~…
少ししたらまた
下向いてユラユラ
仰向いてプカプカ
(8月10日、胴網海岸、(ゆ)ちゃん、(み)ちゃんと)
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