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2017.11.21

グリーンウッドワーク道具のアップデート

Img_2923 先日、伸び放題でたいへんなことになってたノイバラの剪定しました。。赤い実がかわいかったので救出。鳥、食べるように雨戸に挿してみた。前に冬至のリースにこの実を入れて玄関の扉にかけといたら、ヤマガラが食べに来たことがあったので、たぶんおいしいのだろう、と。。Img_2921

「ねこの額庭」のバードフィーダーにも、この日からひまわりの種を入れ始めました。ことしはわりとあたたかな日が多い秋だったから、いつもよりもひと月近く遅くなった。いつも種を入れて数日は誰も気づかない。。。ようやく今日あたり、見てみたら減っていたので、来てるみたいです、シジュウカラ。

秋は夜がたのしい。。好きな時間です。

Img_2920 こないだはおるすばんのフライデーナイトに刃物砥ぎしました。(自分にとって)禁断のスプーン作り用フックナイフの砥ぎにチャレンジしてみた。。研ぎはずっと普通のナイフでさえ苦手だーいやだーと思ってきたのだけど、なんか急にたのしいかも?という気がしてきたので、そんな気分のいまが練習のチャンスーとばかりに。

Img_2908 内側のバリとりのセラミックシャープナーは、イケアのがいいよと教わったけど、メルカリでたまたま関市の刃物メーカーのものだという小さめのを見つけたので、買ってみた。シャープナーの柄が日本刀ぽいデザイン。(それとも十手??)。なんとなくツボに入りました。

で、砥ぎが楽しくなると、もっと気軽にすぐ砥げるようにしたいという気持ちがむくむくと。キッチンシンクを占拠せずにとげるようにしたいと、考えました。

Img_2941中津川のグリーンウッドワーク練習会で、お仲間の(い)さんが、持ち運びできる砥ぎ場をつくってらしたのがインスピレーションになって、いろいろじっくり考えて、とても小さい桐箱の砥ぎボックス、つくりました。なんでも小さいものが好きなのと、リビングルーム工房のため、収納場所をとらないことも大事で。

Img_2942ステンレストレーを最初に買って、そのサイズにあう木箱を探して、メルカリで新品の桐箱に出会いました。定価の半額、1000円(送料込で)で譲ってくださいました :) ユーストの古い木箱でいいのだけど、ふたつきがいいと思って探したら、新品に行きついた。。

Img_2943 桐箱とステンレストレーのサイズに合わせて、砥石をのせる台をつくりました。

あと、砥いだ後の刃にツバキ油を塗るときの道具も、前に竹容器でつくったのが、ふたがうまくしまらず、そのまますっかり忘れてたのだけど、ふたを裏返しにしたら、ちょうどよくしまることにきづいて、つくり直しました。

Img_2968 砥ぐときは、桐箱のふたに砥石を出して、下に滑り止めを敷いたステンレストレーに砥石台をわたして、そこで作業する感じです(テーブルの上で)。お水を随時たらせるように、手元にあったスポイト容器もセットしてみた。砥石を水に浸すのはじょうろで。

ダイヤモンド砥石、中砥石、仕上げ砥石、フックナイフ用に板に耐水ペーパーを貼ったもの2枚、棒状のセラミックシャープナー、青棒を塗りつけて使う角棒と丸棒、ツバキ油、油ひき具、滑り止めシート、古ハブラシ。とりあえず、今の自分に必要な砥ぎ道具はみんなおさまりました。

使っていくうちにまた変わってくかもしれないけれど。。と思ってたら、この後ツールロールをアップデートするなかで、青棒と革砥とセラミックシャープナー&丸棒はツールロールへお引越ししました。

Img_2995 このセラミックシャープナーと丸棒は、丸棒がシャープナーのカバーにもなる、というのがうれしい発見でした。丸棒は、スプーンづくり用のフックナイフの内側の砥ぎの最後に、青棒を塗りつけて使うのだけど、手頃なサイズのがなくて(フックナイフの砥ぎを伝授してくださってるRobin Woodさんは使い古したほうきの柄を使ってらして、うちにも古いほうきの柄をとっといたのがあったから、それで!と思ったら、太すぎた。。。)、「なにかに使えるかも資材引き出し」の中をあさったら、ファックス感熱紙のインクの芯が出てきました(紙なんだけどすごい堅い)。筒になっていて、セラミックシャープナーのカバーとしても、径がドンピシャサイズでした :)

* * *

砥ぎ道具用の木箱をメルカリで探していたら、たまたま、もっと大きな木箱(ふたつき)が目につきました。ワイン6本用の木箱。グリーンウッドワーク道具箱によいかもーと、サイズを調べると、ちょうどよさそうだったので、この箱もわがやにやってきてもらいました。送料込みで1900円。

Img_2963いままでの段ボール箱の道具箱がだいぶんくたびれてきてたので、木箱ならもっと長持ちだろうし、よかったです。木箱ってなんだかグレードアップ感もある :)

Img_2905 横幅がひとまわり大きかったので、いままで道具箱に入りきらなくて別にしてた、V字治具とかも一緒に入るようになって、快適です(クランプ2本と、でかい木槌だけは、相変わらず入らす外に出ていますが)。もとから仕切りも2枚ついていて、それもよかった。

Img_2958 ひとまわり大きくなったけど、リビングの一角のこれまでと同じとこにおさまりました。うれしいです。

* * *

こうして道具箱と砥ぎ箱がアップグレードされたので、なんだか盛り上がって、ツールロールもアップグレードにとりかかりました。

Img_2987ツールロールは、少し前にイケアで、たまたまロール式の布製のオーガナイザーを見つけて、改造したらツールロールになりそうと買っておいたのでした。LÄTTFATTLIG/レットファットリグ ペンシルホルダー(日本のイケアのサイトに載ってないので、海外のサイトだけど。。日本で買いました)というもの。

Lattfattligpencilholderwhite__041_2 鉛筆用に細く仕切られているコンパートメントの仕切り紐を適宜ほどいて。。あとは手を動かしながらどうするか考えていきました。現物合わせ的に。。

Img_2991道具の高さに合わせて、フラップがおりたたまる位置が高くなるように、スナップボタンの位置を変えて。。(今ついているスナップボタンを外す、というのをはじめてやったけど簡単でした。今あるボタンの表側の真中にくぎをあてて上から打ち込んで穴をあけたら、ペンチで挟んで取るだけ)。

あたらしくつけるスナップボタンは、道具なしに手でぱちんとはめられる、プラスチック製のバネボックにしました。これも初めて使ってみたけど、なかなかよい。布に穴を開けたら、あとははめて、パチン、でしっかり付きます。

刃物がぴょんと落ちてこないように、フラップをおさえるボタンを追加で真中あたりにもつけて。。。

持ち運びしやすいように、革の持ち手をつけたいな、と思って、昔使い倒したかばんについてた革の持ち手だけを外してとっておいたのを出してきました。ただ、ツールロール本体を丸洗いできるようにしたかったので、持ち手を取り外し可能にしたい、そのためにはどうしたらいいか、一晩寝て考えました。

で、最初はバネホックよりも外すのに力がいるというジャンパーホックで持ち手を本体に付けようと思って、駅前の手芸店に買いにいったのだけど、なかった。ほかに手芸店がないんだよね、前に大型のがあったけど閉店しちゃったんだよね、と考えていたら、はっとボタン式にすればいい、と思いつきました。その閉店しちゃった手芸店の閉店前セールで、雪だるまの形をした木のボタンを買ってたことを思い出したのでした。

Img_2952 ジャンパーホックをつける予定にしていたところに木のボタンを縫い付けて、革の持ち手にはナイフでボタン穴を開けました。

雪だるまボタンと、ふつうの木のボタンと。Img_2957

あとは、マジックテープをあいているところに縫い付けて、そこに小さいビニールポーチをマジックテープでとりつけられるようにした。このビニールポーチの中には、刃物を研いだ後にツバキ油を引くときに使う布と、小さい青棒をイン。布の油でツールロールが汚れないようにしたくて、ビニールのにした。。Img_2992

いちおうこのツールロールには、スプーンや小物を削るときに必要な小道具をひととおりまとめてみました。たまたま見つけたZed Outdoorsさんの動画も参考にしました。

中身は、今のところ、サバイバルナイフ(ちょっとした木割りに)、カービングナイフ長・短、フックナイフ(おさじの皿部を彫るのに)、えんぴつ、定規(木の定規と、やわらか定規)、ノギス、棒状セラミックシャープナー&丸棒、革砥&板(青棒塗り付け用)、青棒、ツバキ油、油ひきの布。カービングナイフ(長)とフックナイフは、さじフェスでモーラナイフ・ジャパン社さんからいただいたものです、感謝。このフックナイフは、さじフェスに来日されたヨゲさんが監修された新しいモデル。使い心地よい。。それまで使ってたフックナイフはちょっとお休み中で、今はこのナイフに親しんでみています。

Img_2989 で、持ち運ぶときはくるりとまるめておけて、使うときは逆側にくるりと巻いてそのまま使えるようにしたいなと思って、追加のスナップボタンをいくつかつけました。逆側に巻いて、そのまま立てておくこともできるし、ぶらさげておくこともできるようにしました。Img_2999Img_3001

これから使い心地を検証してくわけですがー、なかなかよい気がしています :)

* * *

道具関係のアップデートをしていたら、なんとなく勢いづいて、ここ数カ月やりたいと思いつつ手をつけられてなかった、削り馬のアップデートにも着手できました。

Zed Outdoorsさんが、ブッシュクラフトとグリーンウッドワークに入れ込んでいらして、自分と傾向と対策がどうやら似ている人みたい、と思って動画集を見てみたら、つい最近、削り馬づくりを長々とレポートしておられて、その中で、上板(作業台の板)の抑えのための杭を入れる角度について、語ってる場面があって。なるほどと思って、自分の馬も、もともとツノを生やしてあったのを、もっと斜めの角度で入れてみたら、がしっと安定するようになりました。ちょっとしたことが大きいんだなあ、と実感。

Img_2986 削り馬の脚ももっと安定させたいと思って、森林アカデミーの久津輪さんが先日つくられてた、ノックダウン式削り馬の脚のジョイントについて教わったので、それをやろうと思ってたのだけど、その前にホゾ穴をもう少し深くしてみたら、それだけでずいぶんがしっと安定したので、ひとまずはこれで様子を見てみることにしました。

Img_2978 フレーム部分も、若干ぐらつきがあったのが、フレーム上端にセンダンの木端を入れてみたらしっかりしました。削り馬を移動するときのハンドルとしても使えて便利になりました :)

フレームの支点が上板(作業台の板)にあいているのは、最初「ラップトップ式削り馬」のつもりでつくったのの名残りです。。。こんなふうにしてる人はほかに見かけないので、たぶんあまりよろしくないのだと思うのだけど、自分の用途では今のところ不自由していないので。。。このまままた様子を見てみる。

削り馬のアップデート、そうとううれしいのです。これでがしがしスツールの脚や貫をけずろう、という気になっています。秋の夜長って最高です :)

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